八ッ場あしたの会は八ッ場ダムが抱える問題を伝えるNGOです

【緊急】川辺川ダムの事業認定について、意見書提出の呼びかけ(6/9〆切)

 川辺川ダム建設をめぐり、ダム事業者である国土交通省九州地方整備局は、用地の強制収用を可能とする事業認定手続きを開始しました。事業認定手続きにあたっては、川辺川ダム事業について、強制収用についてなどの意見がある人は、誰でも国土交通省に意見書を提出することができます。
 
 日本一の清流に計画された川辺川ダムは、長年多くの流域住民が反対運動を行い、全国からも支援を受け、2008年に一旦は白紙撤回されました。けれども2020年7月の球磨川水害を期に、地元が災害復興の混乱のさなかに復活しました。国土交通省は要望がなければ公聴会の開催も行わないとのことで、ダム建設に反対する熊本県の市民団体では広く全国に意見書提出を呼びかけています。意見書の提出期限は6月9日です。

 こちらは意見書の提出方法を発信している「清流球磨川・川辺川を未来に渡す流域郡市民の会」のフェイスブックです。

★意見書提出の宛先(メール、郵送、ファックスいずれも可)、提出方法、国土交通省の事業認定申請書の要約
 https://www.facebook.com/tewatasukai/posts/pfbid0BQjoXZwRuPhWBRVE9G9mD8n2VZfqak9ZXoXLp69pywSXPHdWMaUkqQ2ChJha9tDDl

〈一部引用〉

 川辺川ダム建設の事業認定申請に関する公告・縦覧を、国はこっそりと5/26から始めました。期間は6/9までです。
 縦覧場所は五木村役場、相良村役場のみ。九地整は公告・縦覧の開始・終了を一切告知せず、現役世代が実質的に縦覧できない期間に設定し、提出先をわかりづらくすることにより、意見を積極的に排除しようとしています。(←少なくとも、そうとしか見えない制度設計)
 「平日日中に五木村役場か相良村役場まで行けない…」という方に向けて、意見書と公聴会開催請求の送付先を調べ、事業認定の理由箇所等一部を書き起こしました。以下、したためます。
 ダム建設事業に対して思うところのある方は、こちらを読み、国交省土地収用管理室に対して「○○の理由で公聴会開催を請求する」との意思表示だけでも、お願いしたいです。
 ※期限は6/9まで、郵送の場合当日消印有効。

 どうぞよろしくお願いします!

■公聴会開催の請求先
・国土交通省 不動産・建設経済局 総務課 土地収用管理室
(問合せ:TEL 03-5253-8111(内 24-164))

○メール
hqt-expr03@gxb.mlit.go.jp

○FAX
03-5253-8927

○郵送送付
〒100-8918
東京都千代田区霞が関2-1-3
国土交通省 不動産・建設経済局 総務課 土地収用管理室

記載内容
1. 日付
2. 氏名、住所
※法人・団体の場合は法人・団体名も記載ください。
3.起業者の名称:国土交通省九州地方整備局
4.事業の種類:一級河川球磨川水系川辺川ダム建設事業
5.公聴会開催請求の要旨(主な理由)

■意見書の提出先
・熊本県土木部 用地対策課
(問合せ:TEL 096-333-2488)

○メール
youchitaisaku@pref.kumamoto.lg.jp

○郵送
〒862-8570
熊本市中央区水前寺6丁目 18-1
熊本県土木部 用地対策課
記載内容
1. 日付
2. 氏名、住所
※法人・団体の場合は法人・団体名も記載ください。
3.企業者の名称:国土交通省九州地方整備局
4.事業の種類:一級河川球磨川水系川辺川ダム建設事業
5.意見

■公告・縦覧に関する問い合わせ先
・国土交通省不動産・建設経済局総務課 土地収用管理室
〒100-8918 東京都千代田区霞が関2-1-3
TEL 03-5253-8111(内 24-164)
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1事業計画の概要
(1) 球磨川水系の概要
 一級河川球磨川水系球磨川(以下「球磨川」という。)は・・・(以下略)