八ッ場ダム水没予定地を走るJR吾妻線が、現行線路での運行を9月24日に終了することから、名残りを惜しむ多くの人々が現地を訪れています。
9月24日で運行が終わる吾妻渓谷下流から長野原草津口駅までの付け替え区間は、10月1日より、駅周辺をのぞいてダム事業で造られたトンネルになります。
関連記事を転載します。
◆2014年9月20日 毎日新聞
http://topics.smt.docomo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20140920k0000e040208000c?fm=twitter
ー八ッ場ダム>水没の川原湯温泉駅「見納めに」とファン集うー
国が建設を進める八ッ場ダム(群馬県長野原町)の本体工事着工が迫り、ダム完成後は湖底に沈むJR吾妻(あがつま)線・川原湯温泉駅の駅舎が24日に業務を終了する。木造駅舎の風情ある景色の見納めをしようと、駅周辺には連日多くのファンが駆けつけている。【角田直哉】
「この温泉街を忘れません」「今までありがとう」。待合室に設けられたボードには、吾妻線の四季折々の風景を写した写真とともに、現駅舎の閉鎖を惜しむメッセージカードが並んでいる。川原湯温泉によく立ち寄るという群馬県嬬恋村の主婦、大谷万里子さん(51)は「小さくて古びているけど、温泉街のシンボルだった。趣ある駅舎がなくなるのは寂しい」と伏し目がちに語る。
八ッ場ダム建設によって、吾妻線は岩島(東吾妻町)−長野原草津口(長野原町)間の一部区間が水没する。10月1日に線路ごと新線に切り替わるのに合わせ、川原湯温泉駅も約70メートル高台の代替地に移転する。
JR東日本高崎支社によると、川原湯温泉駅は1943(昭和18)年に建設され、46年に開業。木造平屋建ての建物は、ほぼ建設時のままの姿をとどめている。多い時には通勤通学客や温泉への観光客で1日の乗客数が150人以上に達した。現在は20人前後で、県内で最も利用者が少ない駅の一つだ。
駅の手前には、日本一短い鉄道トンネルとして知られる「樽沢トンネル」(全長7.2メートル)もあるが、新線切り替えで廃止される。
鉄道写真の撮影が趣味という東京都板橋区の会社員、牧野豊さん(32)は「紅葉の吾妻渓谷を列車が走る光景が最も印象に残っている。新緑や雪に囲まれた姿も格別で季節ごとに楽しませてくれた。廃止前に大勢のファンが詰めかけるのは吾妻線や川原湯温泉駅が愛されていることの証し。見られなくなるのは本当に悲しい」と話し、惜別のシャッターを切り続けた。
◆2014年9月20日 上毛新聞 (ネット記事は後半が省略されています。)
http://www.raijin.com/ns/2214111395163831/news.html
ー吾妻線ありがとう 24日、現行ラストラン
日本一短いトンネル/川原湯温泉駅 見納めにファン大挙ー
長野原町の八ツ場ダム建設に伴い、ルートが一部高台に移設される現行のJR吾妻線が24日に“ラストラン”を迎える。JR東日本高崎支社は25~30日に一部を区間運休し、試運転などを経て10月1日に新設線で営業を開始する。役目を終える川原湯温泉駅(同町)や「日本一短い鉄道トンネル」とされる樽沢トンネル(東吾妻町)には連日、見納めしようという大勢の鉄道ファンが訪れている。
生い茂る木々から特急「草津」の先頭車両がのぞくと集まった鉄道ファンが一斉にカメラのシャッターを切った。長さ7.2メートルの樽沢トンネルで隠れるのは車両の一部だけで、後続車両の姿も見える。
短い理由は諸説
1945年に完成したトンネルは岩島ー川原湯温泉駅間にあり、吾妻渓谷の見どころ、鹿飛橋に近い。同支社によると、短い理由は岩盤が硬かったため、くりぬいたとする説や、トンネルの上に立つ一本末の景観が素晴らしかったので残したなど諸説あるが、定かではないという。
平日、休日問わずトンネル周辺には、電車の通過時刻に合わせ、鉄道ファンがカメラを構える姿が見られる。トンネルのある場所は水没を免れるが、列車とのツーショットは残りわずか。埼玉県東松山市から訪れた男性(70)は「もうトンネルが使われなくなると聞いて初めてきた。とにかく短いの一言。見られて感無量」と笑顔を浮かべた。付け替え後は国の管理となる。
メッセージ
いずれはダムに沈む川原湯温泉駅も近年にないにぎわいを見せている。駅周辺には思い出の一枚をカメラに収めようと鉄道ファンや観光客が散策。沿線の風景写真が飾られた駅構内には「来駅の記念に」とメッセージカードが置かれ、「たくさんの思い出をありがとう」「新しくなったらまた来ます」などの言葉が書き込まれている。
現駅舎の写真が載る台紙と入場券をセットにした川原湯温泉駅記念入場券」(1400円)は今月1日に発売した700枚が瞬く間に売り切れた。18日午前8時から追加販売した500枚も1時間45分で完売する人気ぶり。同支社は25日以降、現駅舎の幕引き式を検討している。
同支社によると、岩島ー長野原草津口駅間の約6キロが水没し、線路の付け替え区間は約10.4キロに及ぶ。新しい線路や鉄橋はすでに完成しており、24日の最終列車の運行終了後から付け替え工事と新設線で市運転して営業に備える。
25日は中之条ー大前駅間、26~30日は岩島ー大前駅間を運休してバスを代行運転する。特急草津は25~30日、上野ー万座・鹿沢口駅の全区間で運休する。1日の新設区間の営業とともに、川原湯温泉の新駅舎も開業。付け替え区間で車窓の風景は一変する。
◆2014年9月19日 産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140919/lcl14091910280002-n1.htm
ー「日本一短い鉄道トンネル」見納めへ JR吾妻線、八ツ場ダムでー
群馬県東吾妻町にあるJR吾妻線の「日本一短い鉄道トンネル」といわれる、長さ約7・2メートルの樽沢トンネルが、八ツ場ダム建設に伴うルート変更のため24日で役割を終える。見納めとなる列車が通る瞬間を写真に撮ろうと、大勢の鉄道ファンが連日訪れている。
吾妻線は長野原線として1945年に開業。樽沢トンネルは、岩島-川原湯温泉間の渓谷沿いにあり、突き出た岩場を掘って造られている。電車1両にも満たない長さで、列車は一瞬ですり抜けていく。
近くには「日本一短いトンネル」との案内板があり、JR東日本によると、少なくとも同社管内では最短という。
ダム建設で、吾妻線は現在のルートの一部が水没するため高台に移設される。樽沢トンネルのある場所は水没を免れるが、列車が通過するのは24日までで、10月1日に新ルートで運行が始まる。
◆2014年9月18日 読売新聞社会面
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140918-OYT1T50015.html
ーさらば「日本一短い鉄道トンネル」…ダム建設でー
「日本一短い鉄道トンネル」として知られる群馬県東吾妻町の全長7・2メートルのJR吾妻線「樽沢トンネル」が、八ッ場やんばダム建設に伴う線路変更により、24日で役目を終えることになり、全国から多くの鉄道ファンが現役最後の姿を目に焼き付けようと駆けつけている。
八ッ場ダムの建設計画では、ダムの完成後も、トンネルそのものは水没しないが、近くの線路約6キロが湖底に沈み、移設後の新ルートからトンネルは外れることになった。
吾妻線は、1945年に旧長野原線として開業。東吾妻町は、吾妻川沿いに続く国の名勝「吾妻峡」とともに、樽沢トンネルに「日本一短い」の看板を掲げ、観光名所としてPRしていた。
◆2014年9月21日 東京新聞群馬版
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20140921/CK2014092102000176.html
ー川原湯温泉駅 ずっと記憶に 八ッ場ダムに水没 24日で終業、移転ー
今秋にも始まる八ッ場(やんば)ダム(長野原町)の本体工事に伴い、ダム湖に沈むJR吾妻線川原湯温泉駅(同)が二十四日に業務を終える。新駅舎へ移る前に、最後に一目見ようと大勢の来場客が訪れ、別れを惜しんでいる。 (伊藤弘喜)
二十日昼すぎの川原湯温泉駅。わずか一時間だけで約三十人が、電車や車で訪れた。普段の乗降客は一日二十人ほどだが、八月初旬ごろから、にわかににぎわい出した。
「昔ながらの姿がいい。懐かしい感じがする」。初めて訪れた長野県小諸市の会社員菊池忍さん(38)はカメラを構え、木造平屋の駅舎を見つめた。
JR東日本によると、一九四六(昭和二十一)年に開業した川原湯温泉駅は、当時の姿をほぼそのまま残している。
駅舎内に八月半ばに設置したボードは来場者のメッセージでいっぱいだ。
「亡き母に代って来ました。昭和20年 疎開していたそうです」「最初で最後の川原湯温泉駅。ありがとう」
ダム建設により、吾妻線の岩島駅(東吾妻町)と長野原草津口駅(長野原町)の間の一部区間(約六キロ)が水没する。この区間はルート変更され、川原湯温泉駅も約七十メートル高い代替地に移り、十月一日の始発から運用が始まる。
岩島-川原湯温泉駅間にあり、「日本一短い鉄道トンネル」として知られる長さ七・二メートルの樽沢(たるさわ)トンネル(東吾妻町)でも廃止を惜しむ鉄道ファンが後を絶たない。
駅周辺の景観の変化に驚く人もいる。五年ぶりに訪れた千葉県松戸市の会社員杉本禎宏さん(49)は、吾妻川の水がせき止められているのを見て神妙に話した。「吾妻渓谷の景観が変わってしまった。多くの住民が移転したとも聞く。こうまでして本当に必要なダムなのかな」
駅で観光案内をしている地元住民の金子典子さん(57)は「駅だけでなく地域一帯が水没する。多くの住民が代替地に移らなければならず、今もいろいろな課題を抱えている。そんな背景も知ってもらえれば」と願った。
◆2014年9月21日 朝日新聞群馬版
http://www.asahi.com/articles/ASG9M7SK1G9MUHNB017.html
ー「日本一短い鉄道トンネル」引退へ 群馬のJR吾妻線ー
「日本一短い鉄道トンネル」と呼ばれるJR吾妻(あがつま)線の樽沢(たるさわ)トンネル(群馬県東吾妻町)が、24日でその役目を終える。八ツ場ダム(同県長野原町)建設に伴い、線路が高台に付け替わるためだ。名残を惜しむ鉄道ファンが連日訪れる。
特集:“テツ”の広場
長さ7・2メートル。JR各社によると、少なくともJR路線では最短という。国の名勝・吾妻峡の切り立った岩場をくりぬき、1945年から利用されている。ダムの本体工事着工を控え、トンネルを含む約10キロの区間は24日を最後に列車の運行を終える。ダムに水没する川原湯温泉の玄関口、川原湯温泉駅の現駅舎の業務もその日が最後だ。
10月1日には新しい線路の使用が始まり、トンネルと線路の管理は国に移る。トンネル自体は水没予定地になく、国土交通省は「地元と協議して活用を検討したい」としている。JRで次に短いトンネルは呉線の川尻トンネル(広島県呉市)の8・7メートルという。(井上怜)
◆2014年9月25日 読売群馬版
http://www.yomiuri.co.jp/local/gunma/news/20140924-OYTNT50476.html
-川原湯温泉駅 おつかれさまー
長野原町の八ッ場ダム建設で一部が水没するJR吾妻線の川原かわら湯ゆ温泉駅が24日、業務を終えた。見納めとなったこの日は、鉄道ファンや観光客でにぎわった。
同駅は1946年4月に開業し、当時の駅舎がほぼそのまま残っている。ダム建設に伴い吾妻線は、総延長55・6キロ・メートルのうち、岩島駅(東吾妻町)―長野原草津口駅(長野原町)間の約6キロ・メートルが水没。ルートを変更し、川原湯温泉駅は約70メートル高台に移転する。
この日は午前中から、鉄道ファンらが「川原湯温泉駅」と印字された入場券を求めて長い列を作ったり、駅舎や列車をカメラに収めたりした。
夫と息子が乗車するのを見送った長野原町大津の看護師、田村美絵さん(38)は、「9年前に結婚する以前から、温泉に来るためにこの駅を利用してきたので寂しい」と話した。さいたま市から友人と訪れた派遣社員、橋本将志さん(22)は「初めて来たが、懐かしい気持ちにさせてくれる」と駅舎を眺めていた。
代替地の川原湯温泉街で旅館を経営する樋田洋二さん(67)は、「多くの温泉客が利用した駅がなくなるのは寂しい。吾妻線の新ルートは雨による運行停止も減るので、より便利になる」と期待を寄せた。
また、「日本一短い鉄道トンネル」として知られる「樽沢トンネル」(全長7・2メートル)もこの日、役目を終えた。
吾妻線は25日から、中之条―大前駅間でバスの代行運転を行う。来月1日からは、新ルートでの列車の運行とともに、新しい川原湯温泉駅も営業を始める。
◇
東吾妻町の中沢恒喜町長は24日、読売新聞の取材に対し、利用されなくなる線路や樽沢トンネルについて、「町の活性化のために活用したい」と話した。
同町によると、電動自転車やトロッコ列車を走らせ、観光客らに乗ってもらう案などを検討している。ただ、線路などは国有化されるため、国との協議が必要となる。
◆2014年9月25日 朝日新聞群馬版
http://www.asahi.com/articles/CMTW1409251000001.html
ーJR吾妻線 水没予定区域の運行終了ー
「お疲れ様」――。八ツ場ダム(長野原町)の建設に伴うJR吾妻線の付け替えで、水没予定地周辺の線路10・4キロと区間内にある川原湯温泉駅が24日夜、最後の運行を迎えた。ダム本体工事着工を控え、10月1日には水没予定地を避ける高台のルートへ移転する。線路の開通から69年、駅の開業から68年。ダム建設に揺れた町を見守った駅舎を鉄道ファンや地元住民が訪れ、名残を惜しんだ。
24日午後8時38分、川原湯温泉駅。上り最後の列車が高崎駅に向けて出発した。鉄道ファンら約30人が乗り込んだり、出発する列車を撮り続けたりした。駅舎前で記念写真を撮り、柱をなでて「お疲れさまでした」と声をかけていく地元の人の姿も見られた。
今では珍しくなった木造の壁に白いペンキが塗られ、屋根は瓦ぶき。1946年の開業当時の姿をほぼ残す。駅舎内にある地元・川原湯区の事務所も30日までに高台の造成地にできた新駅内に移転予定だ。
下り列車から降りた高校2年の女子高校生(16)は「いよいよなくなると思うと、今朝はなんだか寂しかった。帰りはしみじみ乗ってきました」と話した。
鉄道ファンという神奈川県小田原市の川口直起さん(22)は新幹線を乗り継いで到着した午後2時ごろから、列車や駅舎を撮り続けた。訪問は今年5回目といい、「駅舎は風情があり、トンネルや鉄橋など撮影スポットが多く、たまらない」と別れを惜しんだ。
川原湯区の区長、美才治章さん(67)は東京で就職後、家業の材木会社を継ぐために帰郷し、30歳から同地区で暮らす。当時、駅舎を出ると左右にはたばこ屋やまんじゅう屋、タクシー会社、床屋などが並び、国道の反対側に喫茶店、ドライブインなど20~30軒が立っていた。特に紅葉シーズンはにぎわったという。
しかし、八ツ場ダムの建設が決まると住民らの立ち退きが相次いだ。区長になった8年前に約200軒あった住宅や店舗は現在40軒ほどで、駅の利用客もめっきり減ったという。学生時代などに東京と行き来する時に必ず使った駅。「名残惜しいが仕方ない。新しくできた駅を生活や観光に活用していきたい」
JR東日本高崎支社によると、この日の上下線の列車の運行終了後、岩島―長野原草津口駅間の線路10・4キロの付け替え工事に取りかかる。新ルートは多くがトンネルを通る。10月1日には新駅が開業し、開通式典が午前11時半から予定されている。その間、運休区間は代替バスが運行する。(井上怜、上田雅文)
◆2014年9月26日 毎日新聞群馬版
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20140926ddlk10040397000c.html
ーJR吾妻線:旧ルート運行終了 絶景見納め、ファン感謝 川原湯温泉駅、70年の歴史に幕 /群馬ー
「今までありがとう」「お疲れ様でした」−−。八ッ場ダム建設に伴い、JR吾妻線の旧ルートでの運行が24日終了した。鉄道業務を終えた川原湯温泉駅には、最終列車が出て行くまで大勢の地元住民や鉄道ファンが残り、70年間の労をねぎらった。【角田直哉】
「ガタン、ガタン」。24日午後10時58分、暗闇の向こうからレールのきしむ音が聞こえ、まばゆい光を放つ列車が姿を見せた。オレンジ色と緑色の懐かしい車体だ。川原湯温泉駅に集まった約30人の地元住民や鉄道ファンは一斉にカメラのレンズを向けた。停車時間は数十秒。発車の合図と共に列車がゆっくり動き始めると、どこからともなく「ありがとう!」と声が上がった。
東吾妻町の会社員、石坂満矢さん(58)は、地元の郷原駅から川原湯温泉駅まで最終列車に乗車した。高校時代に通学で毎日利用した路線。「自然豊かな渓谷からの景色が通学の時間を楽しませてくれた。いろいろな思い出が詰まっている。なくなるのは寂しい」と惜しんだ。
ダム建設によって、吾妻線は岩島(東吾妻町)−長野原草津口(長野原町)の一部区間が水没。途中の川原湯温泉駅も約70メートル高台に移転する。JR東日本高崎支社によると、駅舎は1943(昭和18)年に建設され、ほぼそのままの姿をとどめていた。
吾妻渓谷を縫うように走ってきた旧ルートの沿線には、運行終了が近づいた今夏ごろから多くの鉄道ファンが訪れた。「日本一短い」樽沢トンネル(7・2メートル)も人気を集めた。埼玉県の無職、中川豊さん(66)は「豊かな自然、趣ある駅舎、昔ながらの列車……。吾妻線ほど『絵』になる風景はなかった」と振り返る。
みんなに愛された川原湯温泉駅から最後の列車が発車した。集まった人々に対し、地元の温泉協会が急きょ、「温泉の素」を配布した。樋田省三会長は「すぐに新駅が開業する。お客さんに来てもらえるようリニューアルしていきたい」。千葉市の契約社員、横田隆仁さん(38)は「新たな吾妻線や川原湯温泉が、これからどんな変化を見せてくれるのか楽しみ」と期待を寄せる。
吾妻線の切り替え工事区間は現在、バスによる代行輸送中。10月1日の始発から新ルートでの運行が始まり、川原湯温泉駅の新駅舎も開業する。