八ッ場あしたの会は八ッ場ダムが抱える問題を伝えるNGOです

学習会「有害スラグ問題を考える」-10/9、群馬・吉岡町

◆とき:2014年10月9日(木)午後3時~6時

◆ところ:吉岡町文化センター
     群馬県北群馬郡吉岡町大字下野田472番地
     電話:0279(54)1161
     案内図⇒ http://park17.wakwak.com/~yosibun/

~講師紹介と講演テーマ~
  ● 渡辺 泉 氏 『重金属汚染と人間社会』
   東京農工大准教授。日本環境化学会学術賞受賞。著書「重金属の話」他多数

  ● 尾崎 宏和 氏 『クロム汚染に関する総論的概説』
   農学博士。東京農工大学環境リーダー育成センター助教。同大学産官学連携研究員
  ● 大野 由美子 氏 『東京都のクロム汚染に関する総論的概説』
   東京農工大学大学院生。日本環境化学会学生賞受賞

  ● 斎藤 安史 氏 『フッ素の有害性について』
   日本科学者会議会員。大阪大学大学院理学研究科修了。元群馬大学工学部教員。著書「危機に直面している日本の大学」

◆主催:「ぐんま有害鉄鋼スラグ問題を考える会」(仮称)準備会
  連絡先 角田喜和 080-6570-8722
      酒井宏明 090-2444-7122

 長年にわたり、(株)大同特殊鋼渋川工場から、敷き砂利や路盤材等に使用されていた鉄鋼スラグから、環境基準を大幅に超える六価クロムやフッ素が検出されました。
 渋川市スカイランドパーク駐車場をはじめ、東吾妻町荻生土地改良、八ッ場ダム、上武国道、群馬用水管理用道路などいたる所に使われていたことが明らかになりました。
 学習交流の集いでは、有害鉄鋼スラグが与える健康や環境への影響、また、どうしてこうした鉄鋼スラグが群馬県で後半に使用されてきたのかを考えあい、解決の方法を探りたいと思います。
 第一部では、東京農工大准教授の渡辺泉氏をはじめ四名の方にご講演いただきます。第二部では、有害鉄鋼スラグを撤去させるための運動を担う「ぐんま有害鉄鋼スラグ問題を考える会」の結成総会を開きます。積極的なご参加を心から呼びかけます。