八ッ場あしたの会は八ッ場ダムが抱える問題を伝えるNGOです

八ッ場ダム本体工事現場の映像

 八ッ場あしたの会YouTube チャンネルに6月10日の現場の動画を公開しました。

●名勝・吾妻渓谷左岸の八ッ場ダム本体工事作業ヤード(川原畑地区) 
https://youtu.be/1C7gz9oK3Qs
 国交省関東地方整備局は今年1月22日より、本体工事の第一ステップである「基礎掘削」を開始したと公表し、この吾妻川左岸上部で発破作業を繰り返している。発破で砕けた土砂は、右手の吾妻川の河床に落とされている。
 山を切った地層が赤茶色、灰色などまだらになっているのは、この地域に広く分布している熱水変質帯による。
 
●八ッ場大橋からの眺望 
https://youtu.be/RFQKHisj8ms
 山を切った吾妻川左岸の作業ヤード、名勝・吾妻渓谷上流側入り口付近の八ッ場ダム本体工事予定地(河床が干し上げられ、土砂で埋まっている)、その上流側の旧・川原湯温泉駅周辺の発掘調査で出土した広大な下湯原遺跡がうつっています。

●名勝・吾妻渓谷右岸側の発破作業 (川原湯地区) 
https://youtu.be/JIOO1DUPP44
 発破がかけられる前に、大きなサイレン音が鳴らされ、発破30秒前からアナウンスが始まり、「点火」の合図直後に岩が崩れ、白煙があがるのが見えます。
 この日の発破作業には、約300キロの火薬を仕掛けたそうです。