「環境情報の公開に関する国際会議(APEED/ASEF)」報告会
~アジア版オーフス条約の実現とその可能性を探る~
1.日 時:平成18年1月13日(金)午後6時30分~8時
2.場所:弁護士会館10階1006AB
3.主 催:オーフス条約を日本で実現するNGOネットワーク
共 催:環境法研究会
4.参加費:1000円(運営委員、賛助会員は500円)
5.問い合わせ:
担当:粟谷しのぶ
e-mail:info@aarhusjapan.org
6.講師: 原科幸彦・東京工大大学院教授(環境計画)
7.定員:48名
お問い合わせ: オーフス条約を日本で実現するNGOネットワーク
E-mail:info@aarhusjapan.org
URL: http://www.aarhusjapan.org/
05年11月にインドネシアで、環境情報の公開に関する国際会議、「アジア太平洋環境・開発会議」(APFED、21-22日、ボゴール)「アジア・ヨーロッパ環境会議」(ASEF、23-25日、ジャカルタ)が開催され、アジアやヨーロッパの環境に関する情報の公開
の重要性とその促進について、議論されました。
この二つの会議に、原科幸彦氏(東京工大大学院教授)が出席
し、両会議において環境情報の公開について講演をするとともに、アジア版オーフス条約の将来性について、各国と議論を交わしました。
今回は、原科先生から、APEEDとASEFの国際会議の内容につ
いて、報告していただくとともに、アジア版のオーフス条約の実現とその可能性について、お話しいただきます。
ぜひ奮ってご参加ください。
★ アジア太平洋地区環境・開発会議、APFED
“Asia-Pacific Forum for Environment and Development”
Second Phase, First Plenary Meeting
21-22 November 2005, Bogor, Indonesia
日本のIGES(地球環境戦略研究機関)が主催。川口順子
前環境大臣・外務大臣も参加するなど、日本国政府の支援
により開催された。会議では、オーフス条約のアジア版の
将来性について議論が交わされた。
★ アジア・ヨーロッパ環境会議、ASEF
“Asia-Europe Environment Forum”
1/3 of Our Planet: What Can Asia & Europe Do for SD?
23-25 November 2005, Jakarta, Indonesia
Asea-Europe Foundation をはじめ、日本のIGES、ドイツ
の財団、インドネシア地域の機関、UNEP、日本政府など
多様な主体の支援により開かれた。アジアとヨーロッパか
ら、政府関係者や専門家、NGOなど、約250人が参加。
会議では、大小12のワークショップが開かれた。
★ オーフス条約
1998年にデンマークのオーフス市で行われた国連欧州経
済委員会で採択された国際条約で、(1)環境に関する情報
へのアクセス権、(2)意思決定における市民参加、(3) 司法へのアクセス権、についての最低基準を定めている。