2008年12月3日 上毛新聞一面より転載
「八ッ場ダム水没5地区対策委 まちづくり部会設立 生活再建事業など検討」
長野原町の八ッ場ダム水没地区住民で構成する「八ッ場ダム水没関係五地区連合対策委員会」(萩原昭朗委員長)は二日夜、同町川原湯の八ッ場ダム総合相談センターで役員会を開き、県から提案されている生活再建事業の検討などを行う「まちづくり検討部会」を同委員会の下部組織として設立した。
水没五地区から各三人が参加。水没地区全体の統一的なまちづくりを考えながら、行政主導で進められてきた生活再建事業に積極的にかかわる。建設予定施設の管理運営方法も検討。部会の検討結果は同委員会に報告する。国や県、町もオブザーバーとして参加する。
この日の設立会では、国がこれまでの生活再建事業の流れを説明。群馬大の寺石雅英教授のアドバイザー参加を決定したほか、部会長に同町長野原の桜井芳樹氏を選出した。