八ッ場あしたの会は八ッ場ダムが抱える問題を伝えるNGOです

「ダム資材運搬に活用 長野原ー東吾妻間 大柏木トンネル貫通」(上毛新聞)

 2008年12月11日 上毛新聞社会面より転載
「ダム資材運搬に活用 長野原ー東吾妻間 大柏木トンネル貫通」

 八ッ場ダム(長野原町)建設事業の一環で、国土交通省が工事専用道路の一部として建設している大柏木トンネルの貫通式が十日、同トンネル内で行われ、関係者約百三十人が貫通を祝った。
 同トンネルは長野原町川原湯と東吾妻町大柏木を結ぶ延長三千五㍍で、ダム本体工事のコンクリート用骨材をダムサイトへ運搬する工事専用道路の一部。骨材運搬終了後には、県道川原畑大戸線として整備される。一般供用後は、西吾妻地区の観光振興、高崎方面へのアクセス向上などの効果が期待されている。
 渋谷慎一国土交通省八ッ場ダム工事事務所長が発破のスイッチを押すと、大きな音がなり響きトンネルが貫通。参加者から大きな拍手が沸き上がった。貫通を祝う鏡開きも行われた。