湖面1号橋以外具体性欠く

2010年3月27日 毎日新聞群馬版より転載

八ッ場ダム・流転の行方:予算執行へ直轄事業計画 湖面1号橋以外具体性欠く /群馬
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20100327ddlk10010234000c.html

 国土交通省関東地方整備局は26日、10年度予算執行に向けた直轄事業の実施計画を公表した。八ッ場ダムを巡る154億5000万円については、水没予定地の移転代替地間を結ぶ湖面1号橋建設の継続方針が明記された。一方、用地費や工事費などの内訳は「積み上げた数字はあるが流動的な面もあり、具体的な額はまだ公表できない」(河川計画課)としている。

 実施計画では「湖面1号橋等の付け替え道路や代替地等の生活再建事業を実施します」との記述にとどまり、生活再建を目指す水没予定住民にとって、湖面1号橋以外は具体性を欠く内容になった。一方、ダム本体建設の是非は国による検証対象であることも記され「夏ごろに有識者会議により示される基準に沿って検証予定」としている。

 予算内訳の公表時期は未定という。【沢田石洋史】