2010年7月12日
八ッ場あしたの会と八ッ場ダムを考える1都5県議会議員の会では、昨日7月11日、「八ッ場ダム等の再検証に関する緊急提言」を前原大臣、「今後の治水対策のあり方に関する有識者会議」の座長宛てに発送しました。
緊急提言の全文をホームページに公開しました。
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https://yamba-net.org/wp/modules/page/index.php?content_id=4
八ッ場あしたの会では、7月5日に全国115市民団体(事務局:水源開発問題全国連絡会)と共に、「ダム見直しに関する緊急提言」を国土交通省河川局に提出しましたが、今回の緊急提言は八ッ場ダム問題に内容を絞りました。
2009年の政権交代後、多くの人々が流域住民の支持を失った河川行政の変革を期待してきました。しかし残念ながら、まもなく「有識者会議」で提案されようとしているのは、ダム推進派のみによるお手盛りの検証作業で、八ッ場ダム問題の本質に踏み込むことは期待できません。
こうした形式的な見直しによってダム事業にゴーサインが出されても、八ッ場ダムに疑問を抱く多くの国民の理解、支持を得ることは到底困難です。
八ッ場ダムを巡る河川行政に今、何が起こっているのかー。
今回の緊急提言を国土交通大臣と有識者会議だけでなく、より多くの方々に発信したいと思います。