11月27日、参議院で仙石官房長官と馬淵国交大臣に対する問責決議が通りました。馬淵大臣に対する問責決議の要旨は一つは尖閣諸島における漁船衝突事件に関する海上保安庁の監督責任を問うものでしたが、もう一つは八ッ場ダムに関するものでした。
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○問責決議要旨より一部抜粋(2010年11月28日付東京新聞)
「八ッ場ダムについて「今後、中止の方向性には言及しない。予断を持たずに検証する」と発言したが、建設するのかしないのかさらに混乱させている。現地住民の生活、将来の人生設計を翻弄したこの発言は無責任だ。」
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八ッ場ダム計画において、現地住民の生活を半世紀以上翻弄してきた自民党が民主党政権の国交大臣を一方的に非難するのはどうかと思います。自民党も民主党もこれ以上八ッ場ダムを政争の具とすることなく、問題解決のために力を注ぐべきです。