ダム検証についてのパブコメようやく公表

 八ッ場ダムをはじめとする全国のダムの検証について、その基準と手順を決定した国交省の有識者会議では、検証基準案の中間取りまとめについてのパブリックコメントを行い(8月15日〆切り)、9月27日に決定した判断基準を国交大臣に提示しました。現在、全国のダム事業についての検証が、この従来の国交省の手法と殆ど変わりのない検証基準に基づいて進められています。
 9月時点では公表されなかった具体的なパブリックコメントの中身がようやく11月30日に国交省のホームページに公開されました。
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http://www6.river.go.jp/riverhp_viewer/entry/y2010e050b4323762e0fa6fb0b6f7fba953e4c041fff88.html

 8月15日に締め切ったパブリックコメントを公表するのに3ヶ月以上かかるという河川局の怠慢は時代遅れというしかありません。本来、判断基準が決定する9月27日より前にパブコメの中身は公表されるべきでした。判断基準の決定に際しては、ダム見直しを求めてより科学的民主的な手法で検証基準を修正すべきとした意見は何一つ結果に反映されませんでした。
 民主党政権の脆弱さをよいことに、河川局の暴走が止まりません。マスコミが殆どこうした状況を伝えないため、多くの国民はこうした河川行政の実態を知る機会がないままです。

 上記パブコメのNo.403~449は公的機関からの意見です。ダムを推進してきた公的機関からの意見を俯瞰することができます。