八ッ場あしたの会は八ッ場ダムが抱える問題を伝えるNGOです

石木ダムをめぐる公開討論会など

 八ッ場ダムは地元住民がダム建設を求めているので、今さら後戻りできないという声がある一方で、長崎県の石木ダム(長崎県営)は地元住民の何十年にもわたる反対運動が続きながら、建設推進の圧力は一向におさまる気配がありません。
 このほど石木ダム建設をめぐる公開討論会が開催されました。八ッ場ダムの見直しを訴えている論者も参加し、ダム建設の目的に疑問を投げかけました。
 公開討論会の録画映像がYouTubeにアップされましたので、お知らせします。
 ↓
 http://www.youtube.com/watch?v=gM_H8LzBlMA
 2011年3月6日 石木ダム建設公開討論会

 石木川まもり隊のブログ
http://blog.goo.ne.jp/hotaru392011/e/8d6b398ea63ed533577de735133ac7ce

◆毎日新聞長崎版 2011年3月14日
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20110314ddlk42010290000c.html 
石木ダム:反対地権者「計画白紙撤回を」 32回目の団結大会、70人参加 /長崎

 県と佐世保市が川棚町に計画している石木ダム事業に反対する地権者でつくる「石木ダム建設絶対反対同盟」は13日、建設予定地にある川原公民館で「団結大会」を開いた。地元住民や支援者約70人が参加し、計画の白紙撤回を求める決議を採択した。

大会は同盟結成の日(3月14日)にちなみ、その前後の日曜日に毎年開いており、32回目。同盟メンバーの岩下和雄さん(63)は関係自治体による「検討の場」が開かれている現状について「代替案は金がかかるということを説明するだけ。県は何が何でもダムを造ろうとしている」と批判。「今後も絶対反対を貫く」と語った。

その後、「政権交代で風向きが変わり、石木ダム計画白紙撤回への望みも夢でなくなった。さらに団結し、住民無視の計画にしぶとく抵抗していこう」と決議。全員で「頑張ろう」を三唱した。

〔長崎版〕