八ッ場あしたの会は八ッ場ダムが抱える問題を伝えるNGOです

関東地方整備局の事業評価監視委員会ー8/11

 国土交通省関東地方整備局は、平成23年度第2回の事業評価監視委員会を開催することを記者発表しました。

 以下をクリックすると、記者発表資料が見られます。
 マスコミ以外の一般の国民は、テレビでの傍聴のみが可能で、受付での確認が必要です。
 http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000042632.pdf

 関東地方整備局事業評価監視委員会(平成23年度第2回)

■ 開催日時 平成23年8月11日(木)14:00~17:20(予定)

■ 開催場所 さいたま新都心合同庁舎2号館
 埼玉県さいたま市中央区新都心2-1

 記者発表資料の2ページ目に審議予定の対象事業のリストが掲載されており、「ダム」事業のトップに八ッ場ダム建設事業が掲げられ、霞ヶ浦導水事業、思川開発事業なども並んでいますが、これらの事業は検証中のため、再評価といっても完結しないものになると考えられます。
 直轄ダム、水資源機構ダムの再評価は5年おきに行うものでしたが、2010年度から3年おきにすることに変わったため(国土交通省所管公共事業の再評価実施要領)八ッ場ダム、霞ケ浦導水事業、思川開発は今年度の再評価の対象になりました。

 以下に関連記事を転載します。

◆2011年8月5日 八ッ場ダムなど10事業再評価 11日、国交省審議

 国土交通省関東地方整備局は4日、民間有識者らが事業着手から一定期間が経過した公共事業の妥当性を再評価する事業評価監視委員会を11日にさいたま市内で開くと発表した。前回の再評価から3年経過した八ッ場ダム建設事業など10事業について審議する。
 ただ、八ッ場ダムは今回の再評価とは別に、全国のダム事業見直しの一環でダム本体建設の是非を再検証中。このため、今回はダム本体には触れず、長野原町などで進めている生活再建事業について、本体工事の結論が出るまでの対応方針を審議する予定。
 本県関係では前回の再評価から5年が経過した「利根川上流ダム群再編事業」も審議対象になった。同事業は既存6ダムの容量配分などを見直して治水機能を高める内容。八ッ場ダム同様にダム事業再検証の対象にもなっている。

—転載終わり—

ダム事業の再評価の手法についての問題は、こちらで取り上げています。
 ↓
 https://yamba-net.org/wp/modules/news/index.php?page=article&storyid=1301