2012年8月22日
八ッ場ダムをストップさせる東京の会からの連絡をお伝えします。
八ッ場ダム住民訴訟は8月7日、東京高裁で行われた東京都分の控訴審で、原告側が「裁判官忌避」を申し立てましたが、東京高裁は8月16日付で忌避申し立て却下と決定しました。
これを受けて原告側は、8月21日に最高裁へ特別抗告状を提出しました。
東京高裁からの忌避申し立て却下の文書、および特別抗告状のデータを以下に掲載します。(データの下に特別抗告状を転載します。)
特 別 抗 告 状
2012年8月21日
最高裁判所 御中
特別抗告人ら訴訟代理人
弁護士 高 橋 利 明 代
同 大 川 隆 司 代
同 羽 倉 佐 知 子 代
同 只 野 靖 代
同 土 橋 実 代
同 西 島 和
同 谷 合 周 三 代
同(復) 島 昭 宏 代
ほか28名
当事者の表示 別紙当事者目録記載のとおり
東京高等裁判所平成24年(行タ)第135号裁判官忌避申立事件(基本事件・東京高等裁判所平成21年(行コ)第213号公金支出差止等(住民訴訟)控訴事件)について、同裁判所が平成24年8月16日にした決定は、憲法に反しており、不服であるから、特別抗告を申し立てる。
第1 原決定の表示
本件申立てをいずれも却下する。
第2 特別抗告の趣旨
1 原決定を取り消す
2 裁判官大竹たかし、裁判官後藤博、裁判官栗原壯太に対する忌避申立は理由がある
との裁判を求める。
第3 特別抗告の理由
追って、理由書を提出する。
以上