八ッ場あしたの会は八ッ場ダムが抱える問題を伝えるNGOです

水源連総会と全国集会ー11/16,17、東京

 水源連は正式名称を水源開発問題全国連絡会といい、ダム建設に反対する全国の市民運動の連絡組織です。八ッ場あしたの会も水源連に参加しています。
 来週、水源連の総会と全国集会が開かれます。
 リニューアルされた水源連のホームページより、お知らせを転載します。
 http://suigenren.jp/news/2012/11/06/2481/

 今年の水源連総会と全国集会は2009年政権交代で圧倒的な支持を得た「コンクリートから人へ」が「人からコンクリートへ」と完全に先祖返りしてしまったことを真摯に受け止め、ダムをはじめとした「公共事業徹底見直し実現」という原点に焦点を当て、11月16・17日に東京で開催致します。

 水源連事務局は、ダムだけではなく、道路問題、リニア新幹線問題、湿地開発問題、スーパー堤防問題等で闘われている皆さんと団結して現在の状況に対応することが必要と判断し、実行委員会を設置して、「公共事業徹底見直しを実現する集会」=増税バラマキを許さない= を11月16日に開催する準備を進めてきました。この集会を今年の全国集会として位置付けます。

 ●全国集会の日程:2012年11月16日(金曜日)

  13時-14時30分
  国土交通省前集会と要請行動

  内閣府前集会と要請行動

  15時-18時

  院内集会 「公共事業徹底見直しを実現する集会」=増税バラマキを許さない=

 衆議院第一議員会館 大会議室
 *2時30分から入口で入構証を配布します。

 基調講演 「増税で公共事業バラマキを許さない」
          市川守弘氏(日本環境法律家連盟 副代表)

 特別報告 「公共事業改革基本法案(試案)」について
          鈴木堯博氏(日弁連 元公害対策環境保全委員長)

 各分野からの報告
 道路、ダム(砂防ダムを含む)、スーパー堤防、リニア新幹線、湿地埋立他

 参加団体からの報告   時間が許す範囲で

 国会議員挨拶  随時

 集会宣言採択

 主催 11.16公共事業徹底見直しを実現する集会実行委員会

 構成団体:道路住民運動全国連絡会、水源開発問題全国連絡会、ラムサール・ネットワーク日本、全国自然保護連合、スーパー堤防取消訴訟を支援する会、日本湿地ネットワーク、外環道ネットワーク、日本環境法律家連盟、渓流保護ネットワーク・砂防ダムを考える、日本森林生態系保護ネットワーク

 集会に賛同する113団体のリスト
 http://suigenren.jp/wp-content/uploads/2012/11/5d43ea28989734b98b06129770759b06.pdf
 

 ●総会の日程:2012年11月17日(土曜日)
  午前中 全水道会館5階中会議室にて   水源連総会
  終了後、昼食を取りながら懇親会を予定

 総会ではいつものように、全国でダム反対運動に取り組んでいる皆さんから活動報告をいただいた後に、当面の課題について討議致します。

 「見直したがやはりダム」という検証結果と、有識者会議と国交省による追認が続出しています。必要性捏造の事業がそこかしこで進んでいます。

今 年の総会では、このような検証の形骸化の実態把握と総括、必要性を捏造してまでも推進する原動力そのものを解きほぐす作業、金を出す側の論理を質す作業とうについて検討を加えたいと思います。

 連絡先 045-620-2284(水源連事務局)