八ッ場あしたの会は八ッ場ダムが抱える問題を伝えるNGOです

書籍「河川工学者三代は 川をどう見てきたのか」予約注文募集のお知らせ

 当会の代表世話人の一人でもある河川工学者の大熊孝さん(新潟大学名誉教授)より、来年2月末に出版予定の書籍のご案内をいただきました。

 著者は景観工学の大家である篠原修・東大名誉教授で、とりあえずの書名は「河川工学者三代は川をどう見てきたか―安藝皎一・高橋裕・大熊孝と近代河川行政150年ー(仮題)」ということです。
 河川工学者の多くが国交省のダム行政を是認する中、利根川治水の専門家である大熊さんは、ダム行政の問題点を指摘し続けてきました。八ッ場ダムに関しては、ダム事業に反対する住民訴訟に原告側の証人(治水)として関わり、国交省の有識者会議では、八ッ場ダム事業を利根川水系の河川整備計画に位置付けることに最後まで反対しました。
写真右=大熊孝さん。利根川江戸川有識者会議に関する記者会見動画 2013年3月8日より

 書籍についての詳しい情報と予約フォームがNPO法人「新潟水辺の会」のサイトに掲載されています。是非、ご覧になってみてください。

★新潟水辺の会
https://niigata-mizubenokai.org/kasenkougakusha/
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「河川工学者三代は川をどう見てきたのか(仮題) 安藝皎一、高橋裕、大熊孝と近代河川行政一五〇年」
著者:篠原 修(写真右)
発行:農文協プロダクション
発行予定:2018 年 2 月末 四六判・並製・400 頁 予定価格:3000円
(予約注文の場合、税なし、送料無料)
                   以下略
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