カヤック乗りがボスニアの川に集結、ダム建設ラッシュに抗議

 バルカン半島西部のダム建設ラッシュに抗議する「カヤックデモ」についての記事が配信されています。

 アウトドア企業のパタゴニア社(本社:米国カリフォルニア州ベンチュラ、日本支社:神奈川県横浜市、支社長:辻井隆行)は、今春より、ヨーロッパに残された最後の原生河川の保護を目指す「Blue Heart(ブルー・ハート)」キャンペーンを開始しています。
 東京・渋谷店等では6月、映画「『Blue Heart』 ~ ヨーロッパに残された最後の原生河川を守る闘い ~」の上映会があり、バルカン半島における三つのダム反対の闘いが紹介されました。
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000021813.html

 この映画は反対側の勝利で終わったのですが、闘いはまだまだ続いています。

◆2018年10月1日 ロイター
https://jp.reuters.com/article/kayakers-idJPKCN1MC0HR

ーカヤック乗りがボスニアの川に集結、ダム建設ラッシュに抗議ー

[サラエボ/バニャ・ルカ 1日 ロイター] – ボスニアのブルバス川で1日、欧州全域から集結したカヤック乗りたちが、バルカン西部のダム建設ラッシュに抗議する「カヤックデモ」を展開した。反対派は、ダムにより修復不可能な環境被害がもたらされる恐れがあるとしている。

 カヤック乗りたちは、ブルバス川に2つの水力発電所を建設する計画に長年反対している活動家や地元民らと合流した。

 この計画を含め、原生河川の存在から欧州の「青い心臓」とも呼ばれるバルカン西部には、今後約3000の発電所が建設される計画という。

 当局や投資家は、水力発電は有力な環境配慮型の代替エネルギーとみており、バルカン諸国が加盟を希望している欧州連合(EU)が設定する再生可能燃料目標の達成に貢献すると考えている。

 一方環境活動家らは、ダムは住民が飲料水や農業、漁業、観光などに利用している河川を枯渇させ、地域固有種の生息地を破壊すると主張する。

 環境団体の代表は、「文字通り、1キロごとに建設計画がある。バルカンのダムにより、欧州の全魚類の10%が危険にさらされる。この狂気を止めなければならない」と述べた。