八ッ場あしたの会は八ッ場ダムが抱える問題を伝えるNGOです

「八ッ場ダム事業に伴う埋蔵文化財の所在一覧表」をアップしました。

 「八ッ場ダム事業に伴う埋蔵文化財の所在一覧表」を「水没する歴史遺産」のページにアップしました。
 https://yamba-net.org/wp/problem/wazawai/legacy/

 角倉邦良群馬県会議員が県より入手した、八ッ場ダム建設工事に伴う埋蔵文化財発掘調査の実施に関する原協定書(1994年3月18日)、第三回変更協定書(2008年3月27日)、第五回変更協定書(2017年3月29日)の別紙資料をもとに作成しました。
 八ッ場ダム事業用地にどのような遺跡があるのか、発掘調査の進捗に伴い調査予定面積がどのように変化してきたのかを見ることができます。
 八ッ場ダム事業において発掘調査の対象とされている遺跡は、第五回協定変更(2017年)により、現在、60遺跡となっています。
 https://yamba-net.org/wp/wp-content/uploads/2018/10/54d240b39aff8c1016837184b2fbff00.pdf
 

*この一覧表は、群馬県が発掘調査に関する国との協定の際、別紙として添付した資料をもとに、当会が作成した暫定版です。元の資料はダム事業用地を抱える群馬県長野原町と東吾妻町の資料を合わせたものであるとのことですが、町遺跡番号に重複がある、遺跡の時代区分が省略されているなど、完全なものではありません。
 正確な遺跡のリストは、発掘調査終了後、埋蔵文化財調査事業団が刊行する報告書を確認する必要があります。

写真下(2018年6月19日撮影)=三平Ⅰ遺跡 川原畑地区、縄文・平安時代の集落跡。発掘調査対象面積12,799平方メートル

写真下(2017年11月14日撮影)=東宮遺跡 川原畑地区 縄文~近世の集落跡 発掘調査対象面積48,238平方メートル

写真下(2016年10月20日撮影)=石川原遺跡 川原湯地区 発掘調査対象面積97,398平方メートル