ホームページに掲載している利根川流域、東京都、全国の水需要の動向を示すグラフを最新のグラフに更新しました。
八ッ場ダムの主目的は「利水(都市用水の開発)」と「治水(利根川の洪水調節)」ですが、利水の前提となる水需要は、八ッ場ダムの開発水を使うことになっている利根川流域でも全国の動向と同様、減少傾向が年々顕著になっています。(下のグラフ参照)
これは節水機器の普及などにより、一人当たりの水需要が減少の一途を辿っているためです。利根川流域の中でも、東京都や埼玉県では今も人口が増加していますが、これらの都県でも水需要の減少傾向は顕著です。
八ッ場ダム事業に利水目的で参画している東京都、埼玉県、千葉県、茨城県、群馬県は、水需要の実態と水需要予測の乖離が年々進んでいます。
トップページの右側に、以下の東京都の水需要の動向と都の予測を示すグラフを掲載している他、「首都圏の水あまり」と「水需要の動向」のページに利根川流域、東京都、全国のの水需要の動向についての、より詳しいグラフと解説を載せています。
★「首都圏の水余り」
➡https://yamba-net.org/wp/problem/mokuteki/demand/
★「水需要の動向ー水道用水と工業用水の動向(東京都、利根川流域、全国)」
➡https://yamba-net.org/wp/genjou/mizujuyou/