八ッ場あしたの会は八ッ場ダムが抱える問題を伝えるNGOです

清流・川辺川現地調査シンポジウムー9/1、熊本県人吉市

 民主党政権が川辺川ダム中止を表明してから、間もなく10年がたちます。
 川辺川は熊本県を流れる球磨川の支流です。川辺川ダム反対運動は、球磨川流域の住民が中心となった、国策としてのダム計画から清流を取り戻す運動でした。
 球磨川では、わが国初のダム撤去とされる荒瀬ダムの撤去が実現しましたが、立野ダムの反対運動、瀬戸石ダムの撤去を求める運動が続いています。また、川辺川の現地調査も1997年以来続けられているということです。

 熊本の市民団体より届いたイベントのご案内をお伝えします。

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 第23回清流川辺川現地調査シンポジウム「川を地元住民の手に取り戻そう」

 私ども川辺川現地調査実行委員会は、これまで、毎年夏に川辺川現地調査シンポジウム、冬に新年学習会を開催し、20年以上、川辺川ダムによらない治水・利水のあり方を流域住民と共に考えて来ました。

 23回目を迎えます今年は、これまでとは違った視点で開催いたします。川を単に治水や利水の視点から見るのではなく、地元住民にとって川とは何かというのを考えていきたいと思います。本来、川は地元住民の暮らしとともにありましたが、明治以降、国が介入してきて、現在のような河川管理のあり方に至っています。

 もともと、農業、漁業、川下りや筏や舟運などの物流・交通・観光業など、川は人々の暮らしと多様に結びついています。今回は、そのように川とつながりのある人々の話を基に川のあり方を考えてみます。

川辺川現地調査 実行委員長 中島康 茂吉隆典

 第23回清流川辺川現地調査シンポジウム
    「川を地元住民の手に取り戻そう」

◆日時:2019年9月1日(日)14:00開始

◆場所:熊本県人吉市 東西コミュニティセンター(人吉市城本町1088)2F会議室

◆内容:五木村現状報告(和田拓也村長)
   川辺川利水問題・球磨川治水問題・荒瀬ダム撤去瀬戸石ダム問題・
   立野ダム問題報告
   講演「川の歴史」(中島熙八郎熊本県立大学名誉教授)
   パネルディスカッション「川を語り合う」

資料代:500円

*球磨焼酎など地元特産品が手に入る無料抽選会もあります!是非、ご参加ください!

主催 川辺川現地調査実行委員会
問い合わせ:中島 090-2505-3880
      本村 090-2859-5520

クリックするとチラシデータが表示されます。http://kawabegawa.jp/2019/20190901GENCHICHOSA.pdf