八ッ場あしたの会は八ッ場ダムが抱える問題を伝えるNGOです

ウナギ稚魚、今期漁終了 静岡県内、豊漁で1カ月以上前倒し (静岡新聞)

 昨年は記録的な不漁であったシラスウナギが今年は豊漁ですが、その理由はわかっていません。
 関連記事をお伝えします。

◆2020年3月25日 静岡新聞
https://www.at-s.com/news/article/economy/shizuoka/750027.html
ーウナギ稚魚、今期漁終了 静岡県内、豊漁で1カ月以上前倒しー

 絶滅が危惧されるニホンウナギの稚魚「シラスウナギ」が豊漁で、今期の漁期を1カ月以上残して24日に県内の採捕と出荷が終了した。漁師から稚魚を仕入れて育てる県内養殖業者の池がいっぱいになったため。漁の打ち切りは2017年漁期以来、3年ぶり。
 漁期は12月から翌年4月まで。県水産資源課によると、19年12月から20年3月10日までの今期漁獲量は1488キロで前年同期291キロの5・1倍に上った。漁業規則により、県内で捕れたシラスウナギは県内の養殖業者にしか出荷できない。県や養殖団体によると、池入れ量が上限に達した県中西部を皮切りに2月下旬から順次、漁の打ち切りが始まり、3月24日出荷分で漁が全域で終わった。県内の養殖池受け入れ総量は上限約1800キロ。今期は序盤から水揚げが好調で、1月下旬から異例となる約1カ月の休漁期間を設けた。漁再開後も豊漁が続いたという。
 シラスウナギの1キロ当たりの県内取引価格は今期100万円で始まり、漁再開後は30万円に下がった。全国的にも豊漁で、不漁だった過去2年は200万円~300万円だった取引価格は大幅に下がり、ウナギの価格が安くなる可能性が出ている。