最上小国川ダム訴訟、仙台高裁で結審

 山形県が進める最上小国川ダム事業の工事費支出差し止めを求めた住民訴訟の控訴審が昨日(4月7日)の第2回口頭弁論で結審になってしまいました。たった2回の審理しかしないのですから、仙台高裁はやる気がないと思わざるをえません。

 最上小国川ダムには根本的な問題があるのに本当に残念です。
 ★参考ページ⇒「日本の流水型ダムとその問題点」(最上小国川ダム建設差し止め住民訴訟の報告会9月29日)

 最上小国川ダムの工期は平成27年2月26日~平成32年3月27日(約5年1ヵ月)で今年3月には完成の予定で、昨年12月27日には試験湛水に入りました。しかし、昨年末の新聞報道では、今夏に完成の予定とのことです。
(参考ページ「山形県の最上小国川ダム、試験湛水開始」

◆2020年4月8日 山形新聞
https://www.yamagata-np.jp/news/202004/08/kj_2020040800184.php
ー最上小国川ダム訴訟、仙台高裁で結審ー

 県の最上小国川ダム(最上町)建設を巡り、反対住民らが工事費支出差し止めを求めた訴訟の控訴審第2回口頭弁論が7日、仙台高裁(山本剛史裁判長)であり、結審した。判決は6月30日。

 前回の高桑順一原告団長に続き、清野真人事務局長が意見陳述した。流水型(穴あき)ダムの流出口が閉塞(へいそく)する危険性、建設計画の費用対効果の誤りなどについて主張。去年10月の台風による洪水の際、流出口が大量の流木でふさがる寸前になる一方で、ダム湖に濁り水がたまったとして「県の模型実験とは全く様相が異なり、閉塞の危険性が現実のものであることを示した」と述べた。

 住民側は原告の一人、川辺孝幸山形大名誉教授を証人申請したが、高裁は却下し弁論を打ち切った。