八ッ場あしたの会は八ッ場ダムが抱える問題を伝えるNGOです

八ツ場ダム、7月18日から水陸両用バス運行

 八ッ場ダム湖で水陸両用バスが運行を開始するとのことです。
 八ッ場ダムの水陸両用バスは数か月前からたびたび報道されていますし、発着所は草津温泉などへの通過点として多くの観光客が立ち寄る道の駅八ッ場ふるさと館とのことですから、水陸両用バスは八ッ場ダム観光の目玉になりそうです。
 それにしても、今年は梅雨が長引き、コロナ禍も第二波到来という、悪条件が重なる中での船出です。八ッ場ダムのある群馬県吾妻郡では、今日はじめて感染者が確認されたとのことです。

◆2020年7月17日 朝日新聞
https://digital.asahi.com/articles/ASN7J7H61N7JUHNB00K.html
ー八ツ場ダム、18日から水陸両用バス運行ー

 今春完成した八ツ場(やんば)ダム(長野原町)を活用する観光の目玉として、町が導入した水陸両用バス「八ツ場にゃがてん号」の運行が18日から始まる。

 道の駅八ツ場ふるさと館の停留所から乗車し、周辺の道路を走行。管理用道路の坂道からダム湖「八ツ場あがつま湖」に入り、湖面を遊覧して道の駅に戻る。午前9時発の第1便から1日5便運行。料金は大人3500円、12歳以下2千円、2歳以下500円。水曜休み。当日券のみ。問い合わせは町ダム対策課(0279・82・3035)。

 八ツ場ダム下流の東吾妻町は、ダム建設に伴うJR吾妻線の付け替えで廃線になった旧線路を活用し、観光用の自転車型トロッコ「吾妻峡レールバイク アガッタン」を走らせる。18日にプレオープンし、9月上旬までは土日祝日のみ営業する。

 2人1組で電動アシスト付き自転車をこぎ、延長7・2メートルで日本一短いとされた「樽沢トンネル」を走り抜け、吾妻峡の景観などを楽しめる。補助椅子付きで3人まで乗車できる。往復約3・2キロで所要45分ほど。1台1乗車2千円で要予約。問い合わせは町まちづくり推進課(0279・68・2111)。(柳沼広幸)