イラストレーターの石丸ほずみさんが描いた石木川のカレンダーが完成したと連絡をいただきました。
長崎県が建設を強行しようとしている石木ダムは、ダム予定地の13世帯の住民による粘り強い反対運動によって建設を阻まれています。石丸さんは住民のお一人です。
ダム予定地を流れる石木川は、とても巨大ダムができるとは思えないような小さな川ですが、そこに暮らす人々にとってかけがえのない川であるだけでなく、魚やホタルなどの生き物たちの住み家でもあります。
石丸さんの描いた石木川の魚は、今にもカレンダーから飛び出して泳ぎだしそうな生き生きとした姿です。その多くは、江戸時代にシーボルトが採集して世界に伝え、今は絶滅が危惧される魚たちです。
小ぶりなカレンダーは、色々な場面で活躍しそうです。部数に限りがありますので、ご希望の方はお早めに下記へお申し込みください。
★カレンダーのご注文は”こうばるショップ”へ
https://koubarushop.buyshop.jp/items/35780926
★石木川カレンダー取扱店
・パタゴニア福岡ストア(福岡市大名)
・世界のかご「カゴアミドリ」(東京都国立市)
・「ヨナタンストア」(北海道上川郡下川町)
・つながる雑貨屋「てとて舎」(佐世保市下京町)
・チャリタブル・トレード(西彼杵郡長与町)
関連記事を転載します。
◆2020年11月13日 長崎新聞
https://this.kiji.is/699893801723839585
ー石木川の魚をカレンダーに 川原地区の石丸さんイラストー
長崎県と佐世保市が東彼川棚町に計画する石木ダムの水没予定地、川原(こうばる)地区の住民で、イラストレーターの石丸穂澄さん(38)が、石木川に生息する淡水魚を描いたイラストで、来年のカレンダーを制作した。1部500円でインターネットショップ「こうばるショップ」で販売している。
石丸さんは、川原地区の自然や生態系をモチーフにイラストを描き、古里の魅力を発信している。カレンダーは、石木川で観測できるカワムツ、カマツカ、ニホンウナギなどのイラストを掲載。希少な魚も多く、石木川の豊かな生態系をうかがい知れる。
石丸さんは「『石木ダム』に関する言葉や情報はあえて載せなかった。川原の美しさを素直に感じてもらいながら、ダム問題について考えたり、話題にしたりしてほしい」と話している。
カレンダーはA5サイズの16ページ。2冊以上購入すると送料無料。(以下略)