昨年7月に球磨川で大水害が発生して以降、国土交通省主導の巨大ダム(川辺川ダム)建設が再び現実味を帯びてきています。
川の恵みと共に暮らしてきた流域の人々の多くは、ダムによる河川環境の破壊を危惧し、ダムによる「治水」に反対しています。
八ッ場ダムをはじめ、全国各地で国の言うがままにダム建設が進められる中、なぜ球磨川流域の人々はダムに反対するのか、現地の状況を女性達が伝える連続オンラインセミナーが開催されています。是非、ご視聴ください。
【連続オンラインセミナー】
気候危機と水害:ダムで暮らしは守れるか? ~熊本県球磨川大水害の現場から~
近年、毎年のように起きる豪雨災害。昨年は熊本県南部の球磨川流域が大きな被害を受けました。それによって、かつて流域住民の強い反対の声を受けて中止となった川辺川ダム計画が再び浮上しています。
このセミナーでは、流域の川と人の暮らしを見続けてきた女性たちに、地域の暮らしと川、洪水についてお話を伺い、これからの私たちの暮らしとこれからの川のあり方について考えます。
○3回シリーズですが、気になるテーマだけの単発参加も歓迎(各回、下記リンクからお申込みが必要です)
○話し手はすべて女性。独自の視点でアプローチします。
○気候変動と水害、日本で今もっとも注目される球磨川・川辺川ダム問題を概観します。
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【第1回: 川と人びとの暮らし
~球磨川・川辺川の過去・現在・未来を考える~】 ※終了
■日時:2021年2月15日(月)19:00-20:30
■話し手:つる詳子さん
豊かな球磨川をとりもどす会事務局長、自然観察指導員熊本県連絡会会長。河口の八代市で暮らしながら、球磨川の豊かさを伝えるため、球磨川流域や八代海での自然観察や調査を続けている。昨年の水害からは復興のために奔走している。
■詳細:https://www.facebook.com/events/872751733498431
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【第2回:川と地域社会
~焼畑と子守唄の山村が歩んだ100年~】
■日時:2021年2月25日(木)19:00-20:30
※Zoomによるオンラインセミナーです
■参加費:無料
■話し手:
○寺嶋 悠さん
福岡県出身。川辺川ダム問題を通して五木村を知って以降山村の生活文化に魅了され、2011年から村に移住。熊本市へ転居した現在も村の物産振興や観光に関わりつつ、山の暮らしの聞き取りを続ける。
○黒川 麻里子さん
岩手県盛岡市出身。2015年、東京のIT企業を退職し、地域おこし協力隊として五木村へ移住。観光地域振興の業務に2年間従事した後、村議に立候補、当選。現在、五木村議会で唯一の女性議員であり、五木村グリーンツーリズム研究会会長も務める。
■詳細:https://www.facebook.com/events/398709174763588
■第2回告知動画(1分半):
https://fb.watch/3soW-PucD9/
<第2回申込>
以下からお申込みください。当日までにメールにてzoom会議参加用のリンクをお送りします。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/dc2bba37693893
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【第3回:川と共に生きる
~7月4日球磨川水害を超えて~】
■日時:2021年3月2日(火)19:00-20:30
※Zoomによるオンラインセミナーです
■参加費:無料
■話し手:堀尾 里美さん
韓国出身。通訳としての仕事を通じて人吉旅館3代目当主と出会い結婚、来日。2000年から人吉旅館の女将を務める。熊本大学で民俗学を学び、日本の文化にも造詣が深く、人吉温泉女将会「さくら会」メンバーとして、人吉球磨のおもてなしや観光振興にも関わる。
■詳細:https://www.facebook.com/events/448608722851151
■第3回告知動画(1分半):https://fb.watch/3so_qeoDEl/
<第3回申込>
以下からお申込みください。当日までにメールにてzoom会議参加用のリンクをお送りします。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/d358e971693895
○主催:「気候危機と水害:ダムで暮らしは守れるか?」連続セミナー実行委員会
○協力:アーユス仏教国際協力ネットワーク、国際環境NGO FoE Japan、メコン・ウォッチ
○お問合せ:「気候危機と水害:ダムで暮らしは守れるか?」連続セミナー実行委員会
TEL: 03-6909-5983(FoE Japan事務所内)
Email: hatae@foejapan.org
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