設楽ダムと石木ダムについての報告集会ー10/23、愛知県新城市

 愛知県で進められている国の設楽ダム建設事業に反対する市民団体「設楽ダムの建設中止を求める会」よりイベントのお知らせをお送りいただきましたので紹介します。
 同会では、長崎県の石木ダム建設事業に反対する市民団体「石木川まもり隊」(佐世保市)代表の松本美智恵さんを招いて、設楽ダムと石木ダムそれぞれが抱える地質問題の理解を深める集会を準備しています。
~~~~~

 「水の必要はない」を争点に闘った石木ダムの裁判は9月16日、最高裁は住民の上告を退けましたが、設楽ダム第2次訴訟控訴審は11月25日に判決が言い渡されます。第2次設楽ダム裁判がどのような判決となるかは定かではありませんが、裁判後も反対運動は続きます。
 今後どのように設楽ダム中止を求めて闘っていくか、石木ダム反対運動をされているみなさんと情報を共有していこうと今回企画しました。
 ぜひみなさま、お誘い合ってご参加ください。

 報告会「設楽ダム事業の真実」      
 と き:2022年10月23日(日) 
 ところ:新城観光ホテル1階 
     愛知県新城市字笠岩11番地1 TEL/0536-22-1234

 第一部 第1部 ・10:00~11:00  設楽ダム第2次訴訟控訴理由について
                     報告者 在間正史第2次訴訟弁護団長

         ・11:00~12:00  設楽ダムの地質について
                      報告者 市野和夫設楽ダム地質調査グループ代表

 第2部  ・13:00~14:30  石木ダム建設予定地で暮らす住民たちについて
                      報告者 松本美智恵石木川まもり隊代表

主催団体: 設楽ダム第2次訴訟原告団   代表:近藤睦美        
       設楽ダムの建設中止を求める会 代表:倉橋英樹 澤田恵子

問合せ先:設楽ダムの建設中止を求める会事務局 
     (奥宮/豊橋市御園町1-3 TEL/0532-54-7305
     参加費は要りません

設楽ダム建設事業
 国土交通省は2022年5月17日、設楽ダムの完成予定を8年延長し、令和16年(2034年)度完成予定とし、事業費を約3200億円に増額(現在の2,400億円からは800億円、当初の2070億円からは1130億円の増額)すると発表しました。

石木ダム問題とは
 設楽ダムと同様約50年前に計画されたダムです。
 石木ダムの総事業費は建設費285億円と関連事業費346億円を合わせて合計631億円です。そのうち、県の負担分を差し引いた約446億円がダムの水を利用することになる佐世保市民の負担となります。

 水の必要がないことから
 生命・身体の安全および生命・身体の不安におびえずに平穏に生きる権利
 ダム予定地とされる川原(こうばる)の豊かな自然とその恵みを享受しながら生活を営む権利
 人が人として生きる権利(総体としての人間そのもの)および人間の尊厳を維持して生きる権利

 ――などを理由に差し止め訴訟を起こしていました。

   しかし、一審・長崎地裁佐世保支部は20年3月、「生命、身体の安全が侵害される恐れがあるとは認められず、その他の権利は、差し止め請求の根拠となり得ない」と断じ、住民側の訴えを退けました。そして最高裁は2022年9月16日、住民側の上告を退ける決定をしました。これによって、住民側の敗訴が確定。