国土交通省関東地方整備局が2022年2月10に開催した第三回八ッ場ダムモニタリング委員会の議事録が公開されましたので、ホームページにアップします。
(左下の画像をクリックすると全ページが開きます。)
議事録には有識者委員の発言が掲載されていますが、わずか2ページ半です。
(1ページ目は開示決定書です。)
実際の委員会における発言が事務局(国交省関東地方整備局)によって短縮されたものと思われます。
この委員会の説明資料は同局利根川ダム統合管理事務所のホームページに7月に掲載されましたが、不明な点が多かったため当会運営委員の嶋津暉之さんが開示請求したものです。
八ッ場ダムモニタリング委員会説明資料
https://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000834994.pdf
議事録の画像を以下に掲載します。
議事録の最後に、次のような発言が掲載されています。
「過去は、ダム建設というものは、ネガティブな方向のとらえ方をされていたが、そんなことばかりではないという形になると良い。」
川の流れを遮り、周辺の地形を改変する巨大ダム事業は、環境面で明らかにマイナス要因ですが、八ッ場ダムモニタリング委員会は公開された委員会の資料と議事録を読む限り、「環境配慮」のアリバイ作りと受け止めざるをえません。