秋の現地見学会のお知らせ
八ッ場ダムと吾妻川の水質 ~群馬鉄山跡と品木ダムを訪ねる~
日 程:2025 年 9 月 20 日(土曜日)
集 合:午前 10 時 JR 高崎駅東口 ヤマダデンキ前の国道沿い。バスで現地へ。
八ッ場ダムが建設された吾妻川は、上流の草津白根山の山麓から幾筋もの酸性水が流れ込む特異な川です。鉄とコンクリートで建設するダムは、吾妻川の本来の水質では持ちこたえられないため、国は八ッ場ダムを建設するために、昭和30年代に中和事業を開始しました。(ページ末尾のYouTube参照)
それから60年以上がたった今、中和生成物を貯める目的で六合(くに)村(現・中之条町六合地区)に建設された品木ダムは満杯状態となり、ヒ素を含む中和生成物は三ヶ所の谷間に設けた処分場も満杯にしつつあります。けれども、中和事業が行われているのは、酸性河川の一部にすぎません。
今回の見学会では、品木ダムや中和工場、さらに酸性水の源流の一つである群馬鉄山跡まで足を延ばし、八ッ場ダムの今後にとって難問である吾妻川流域の水質問題について考えたいと思います。
〇写真右*群馬鉄山跡(国の天然記念物に指定されているチャツボミゴケ公園。強酸性の鉱泉という環境に適したチャツボミゴケが群生する通称・穴地獄。)
【東京方面からの交通案内】
◆往路 〈高崎線〉 東京 7:50 赤羽 8:07 高崎 9:44
〈新幹線〉 とき 309 号 東京 8:52 高崎 9:47
◆帰路 〈新幹線〉 とき 334 号 高崎駅 18:40 東京駅 19:36
とき 336 号 高崎 19:00 東京 19:52
〈高崎線〉高崎駅 18:47 東京駅 20:39
高崎駅 19:04 東京駅 21:00
高崎駅 19:15 新宿駅 21:04
〈コース予定〉
高崎よりバスで八ッ場ダムを通過後、吾妻川の支流・白砂川を上流へ遡り、道の駅六合(くに)で昼食・休憩。
品木ダム⇒群馬鉄山跡(チャツボミゴケ公園)⇒草津中和工場を経て、帰路、八ッ場ダム貯水池周辺(湖の駅・丸岩、川原湯温泉の移転代替地など)を見学し、高崎駅へ午後 6 時半ごろ帰着予定。
*昼食は各自ご用意ください。道の駅六合には食堂も併設されています。
〇 参加費:(チャツボミゴケ公園入場料、資料代、保険代込み)
①3500 円(会員) ②4000 円(一般)
申し込み・問い合わせ:
ホームページのお問い合わせフォームをご利用ください。⇒ https://yamba-net.org/contact/
お申し込みの際は、お名前、ご住所、携帯電話番号をお伝えください。
〇参考動画:【群馬県企業局の歩みシリーズ】「よみがえる川」
➡現地見学会のチラシ
2025年秋 八ッ場現地見学会チラシ②