八ッ場あしたの会は八ッ場ダムが抱える問題を伝えるNGOです

「現状レポート」に水需要の動向についての最新情報をアップ

「現状レポート」に「水道用水と工業用水の動向」(東京都、利根川流域、全国)をアップしました。
 https://yamba-net.org/wp/genjou/mizujuyou/

 各地で進められているダム事業の多くは、「都市用水の供給」を主目的としています。半世紀以上前に計画された八ッ場ダムも、首都圏の水需要の増大を前提としています。しかし、この間、水需要は右肩下がりへと大きく変化しました。
 
 東京都への情報公開請求および水道統計、工業統計表の最新資料によって、全国、利根川流域6都県、東京都の水道の一日最大給水量、一人一日最大給水量の動向および全国、利根川流域6都県の工業用水の動向をグラフ化しました。
 首都圏だけでなく、どこの地域でも水需要が右肩下がりであることは、グラフを見ると一目瞭然です。八ッ場ダムをはじめとして、多くのダム事業がすでに目的を喪失しています。