「代替地交渉、終了」

2005年7月26日

 八ッ場ダム水没予定地で、昨晩、代替地交渉が終了しました。
全水没地区、川原湯、川原畑では、地区会議で住民の採決も行われず、一方的な国交省の通達のみ。
 1952年の計画当初より、住民の合意形成なしに、なし崩し的にダム事業が進められてきましたが、最後の交渉も例外でなかったことは、今後、大きな禍根を残すことになりそうです。

■上毛新聞 7月26日朝刊より転載~
  
 「基準案了承を回答 八ツ場水没5地区 」

 長野原町での八ツ場ダム建設に伴う代替地交渉で、水没五地区
(川原湯、川原畑、林、横壁、長野原)の代替地分譲基準連合交渉委員会(萩原昭朗委員長)が二十五日夜、同町の同ダム総合相談センターで開かれ、国土交通省提示の分譲基準案について、従来方針に沿って了承することを決め、同席した国交省担当者に合意の意向を文書で伝えた。

 委員会では五地区代表者が地区住民の意見を報告。「基準案に
満足できないが、合意はやむをえない」との意見でまとまり、
萩原委員長が安田吾郎国交省八ツ場ダム工事事務所長に合意を了承する文書を手渡した。

 会合後、萩原委員長は「一年八カ月にわたり慎重に協議した結果、合意できて良かった。代替地でのまちづくりに向けまた一歩前進できた」、安田所長は「合意は本当にありがたい。地元と力を合わせ、まちづくりに取り組みたい」とそれぞれ述べた。

 分譲基準案の合意後、国交省は、移転希望者を対象に実施する
意向調査について説明。八月上旬から同月中旬にかけて、各地区で説明会を開き、全戸に調査票を配布、九月上旬までに回収する
スケジュール案などが示された。