「八ッ場ダム代替地 現地再建の希望は4割」(上毛新聞)

2005年11月4日 上毛新聞より転載

「八ツ場ダム代替地、現地再建の希望は4割」

 長野原町での八ツ場ダム建設をめぐり国土交通省八ツ場ダム工事事務所は三日までに、代替地移転の住民意向調査をまとめ、水没五地区(川原湯、川原畑、林、横壁、長野原)の連合交渉委員会に結果を報告した。五地区の水没対象三百四十一世帯のうち、代替地購入などで現地再建を希望するのは百三十四世帯で全体の四割程度、希望があった代替地の面積も計画に対して四割程度であることが分かった。今月中旬にかけて、各地区で説明会が開かれる。

 調査は、九月上旬の国交省と水没五地区による代替地分譲基準の調印を受けて実施。地区外転出者を含む地元地権者や土地所有者ら約五百世帯が対象となった。

 各地区の代替地購入希望者は、川原湯が七十三世帯のうち三十六世帯、川原畑が二十四世帯のうち十七世帯、林が八十六世帯のうち二十四世帯、横壁が三十九世帯のうち十九世帯、長野原が百十九世帯のうち三十五世帯だった。

 計画での代替地の面積は、五地区で五十四万六千百平方メートルだが、希望があった面積は約二十二万平方メートル。計画面積に対して希望があった面積の割合は横壁で百パーセントを超えたが、ほかの四地区は二割から五割程度だった。