八ッ場あしたの会は八ッ場ダムが抱える問題を伝えるNGOです

「川原湯温泉どうなるの? 長野原で子ども議会」(上毛新聞)

2006年2月20日 上毛新聞より転載

 長野原町子ども議会が同町役場で開かれ、町内小中学校の児童・生徒12人が八ッ場ダムや浅間山噴火への対応などについて一般質問を行い、町政をただした。
 地方自治の柱である議会を体験することで、将来を担う子どもたちに町や地域に関心をもってもらおうと、毎年開催している。今年で4回目。
 議長に選出された東中学校の金子昌吾君が進行役を務めた。”議員”のうち、第一小学校の綿貫成美さん、水出力君はそれぞれ、八ッ場ダム建設で水没する川原畑地区の代替地建設状況と川原湯温泉の再建について質問した。
 質問に対し、田村守町長は「一日も早い代替地造成が待たれる。町も現地再建できるよう努力していく。ダム湖を中心に川原湯温泉の振興策を考えている」と答弁した。