「既存施設で治水効果を 利根川水系河川整備基本方針」(上毛新聞)

2006年2月14日 上毛新聞より転載

「既存施設で治水効果を 利根川水系河川整備基本方針 国交省、きょう公表」 

国土交通省関東地方整備局は、烏川河川敷への調整池整備案を含めた「利根川水系河川整備基本方針」を策定し、14日付官報で公表する。調整池の整備内容は、今後策定する河川整備計画で具体化させる。
 河川整備基本方針は治水管理の長期方針を定め、利根川水系では伊勢崎市八斗島地点の基本高水流量を、現計画と同じ毎秒2万2千立方メートルとした。ダム建設で洪水調節を図るのではなく、既存施設を活用して治水効果を上げることに方針転換。調節容量確保を目的に、烏川河川敷の調整池整備を検討している。
 利根川水系の基本方針は昨年10月から12月まで、社会資本整備審議会河川分科会の小委員会で5回にわたって審議し、今年1月下旬の分科会でほぼ当初案通りに審議が終了した。
 調整池の整備は河川整備計画での検討とあわせ、実施にあたっては住民や学識経験者らと意見調整する。