八ッ場あしたの会は八ッ場ダムが抱える問題を伝えるNGOです

「八ッ場ダム問題でオンブズマンが公開質問状」(毎日新聞、産経新聞)

○2007年2月27日 毎日新聞群馬版より転載
「八ッ場ダム:予定地の所有権移転説明を オンブズが知事と国に公開質問状 /群馬」

 市民オンブズマン群馬(小川賢代表)は26日、長野原町の八ッ場ダム建設予定地内の山林を巡って、国と住民との間で不可解な所有権移転があるなどとして、小寺弘之知事と国土交通省の同ダム工事事務所に公開質問状を提出した。

 同団体によると、ダム水没予定地内の神社名義の山林が、地元の住民代表と同省職員との間で交渉が進められ、昨年11月に国へ所有権が移転。今年1月には神社名義に戻っていたという。さらに同団体は昨年12月に職員と代表が住民を集め、無断移転について謝罪したとの情報があるとも指摘。小川代表は「国交省とこの代表との関係には『癒着』と見られる不可解さがある」として、小寺知事や同省に説明を求めている。

 また、同団体は4月の県議選立候補予定者に、「第2報酬」との批判がある県議の政務調査費についてアンケートを送付したことも明らかにした。【木下訓明】
 
○2007年2月27日 産経新聞群馬版より転載
「八ッ場ダムの会合で知事らに公開質問状」

 市民オンブズマン群馬(小川賢代表)は26日、建設が進む八ッ場ダム(長野原町)について、国土交通省八ッ場ダム工事事務所の渋谷慎一所長と小寺弘之知事に対し、公開質問状を送付した。水没する地区の代替地交渉に当たる代替地分譲連合交渉委員会の萩原昭朗委員長と国交省幹部、小寺知事による会合は、事業費の公正な執行を妨げた可能性があると指摘している。3月6日までの回答を求めている。
 オンブズマンによると、「丸岩会」と呼ばれる会合が平成17年9月、萩原氏のほか、国交省幹部、小寺知事が出席して開かれ、国交省幹部は事業の進捗状況などの書かれた文書を配布したという。小川代表は「事実なら会合は国交省公認の説明会という気がする」と疑問を示した。
 また、同会が萩原委員長の誕生日に毎年開かれていると指摘。参加社には地元ゼネコンも多く、「会合は公的なのか私的なのか」(同)としている。
 このほか、同町横壁にある諏訪神社の移転計画で、不透明な手続きがなかったか。同町を走る国道145号で不自然に道路計画が拡幅されていないかーに関しても回答を求めている。