「川と暮らし考えよう」(読売新聞徳島版)

 吉野川可動堰の問題で揺れる徳島では、今夏、8月11~12日、「川を流域住民が取りもどすための全国シンポジウム」が開催されます。八ッ場あしたの会でもシンポジウムに参加する予定です。今朝の新聞より、シンポジウムのプレイベント開催のニュースです。

2007年6月18日 読売新聞徳島版より転載
「川と暮らし考えよう 講演に50人聞き入る」

 川と流域の人々の暮らしの大切さを考えようと、川に関する問題に詳しい新潟大工学部教授の大熊孝さんが17日、県郷土文化会館(徳島市藍場町)で講演した。「川を流域住民(あなた)が取りもどすための全国シンポジウム」が8月に徳島市内で開かれるのを前にした催しで、約50人が熱心に耳を傾けた。

 同シンポ徳島準備会の主催。大熊さんはNPO法人「新潟水辺の会」代表も務め、川を通して自然と人間のあり方を研究している。

 この日は、吉野川の第十堰(ぜき)可動化問題に取り組んできた姫野雅義さんを聞き手に、大熊さんが「川と学者とニッポンと」と題して話した。

 大熊さんは「子どもたちには1回でも川で遊んでもらいたい。記憶は人間を成長させる原点。必ずどこかで思い出し、川を良くしていく意識につながっていく」と強調。姫野さんの「河川官僚に何を要望したいか」との質問には「ぜひ現場を見てほしい」と訴えた。

 香川県出身の徳島大総合科学部2年、藤田絢香さん(19)は「私もまず吉野川に足を運んでみたい」と話していた。

 同シンポは8月11、12の両日、徳島市の徳島大蔵本キャンパスで開催。大熊さんや嘉田由紀子・滋賀県知事らが参加予定。問い合わせは同シンポ実行委(088・612・9200)。