八ッ場あしたの会は八ッ場ダムが抱える問題を伝えるNGOです

「吾妻川・八ッ場ダム問題を考える新しい視点」研究報告会ー6/22

吾妻川・八ッ場ダム問題を考える新しい視点
「安全な生活環境の実現と地域の再生」プロジェクト研究報告会

■日時:2008年6月22日(日)、13時~17時、国立市公民館3階・中集会室

■会場:国立市公民館3階・中集会室
186-04 東京都国立市中1-15-1 TEL/042-572-5141

■発表者:上野英雄 (環境ジャーナリスト)、谷口智雅 (立正大学地球環境科学部非常勤講師)、萩原優騎 (日本学術振興会特別研究員)、丸井英弘 (弁護士)

[プログラム]
13:30~13:40 開会・趣旨説明
13:40~15:00 発表
15:00~15:15 休憩
15:15~16:15 質疑応答・ディスカッション
16:15~16:20 閉会

[趣旨]
 2008年3月、研究報告書『安全な生活環境の実現と地域の再生――吾妻川流域を実例として――』が刊行された。国際基督教大学の21世紀COEプログラム「『平和・安全・共生』研究教育の形成と展開」の研究グループ「安全な生活環境とSTS(科学技術と社会)」にて展開された、「『安全な生活環境の実現と地域の再生』プロジェクト」の成果をまとめたものである。八ッ場ダム開発問題、過疎化や高齢化に伴う共同体の崩壊、伝統産業の衰退など、吾妻川流域では様々な深刻な問題を長期間にわたって抱えてきた。このような状況で、人々が陥っている困難の所在を明らかにすると共に、どのような解決が模索され得るかということについて、本報告書では学際的な検討がなされている。
 COEプログラムの終了に伴い、プロジェクトは3月末で一区切りを迎えた。しかし、今後も吾妻川流域を中心として研究活動を継続し、地域の人々にとって望ましい意思決定の実現に、微力ながら貢献できればと考える。そのためには、これまでの研究内容をより多くの方々に広めると共に意見交換を行い、問題点や今後の課題等について批判的に検討することが必要である。そこでこの度、報告書の執筆者による発表と、来場者を交えての討議を行う場として、本報告会を企画した。

○連絡先   東京都国立市東4-4-13 上野英雄 TEL/042-577-9777