ダム建設の場合は、代替地の安全性について再調査が必要

 群馬県議会で12月13日、八ッ場ダム対策特別委員会が開かれました。この委員会で角倉邦良県議が代替地の安全性について質問し、群馬県が答弁した内容が翌日の新聞2掲載されました。

2010年12月14日 東京新聞群馬版より転載
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20101214/CK2010121402000078.html

ー八ッ場移転代替地 県「安全の再調査を」 議会特別委ダム湖貯水条件にー

 県は十三日に開かれた県議会八ッ場(やんば)ダム対策特別委員会で、国土交通省が同ダムの水没対象地区の移転代替地で実施した耐震性などの安全調査について「ダム建設を条件に、ダム湖への貯水を想定した再調査が必要」との考えを示した。

 県は、ダム湖への貯水を条件としなかった今回の安全調査について「(ダム本体工事が凍結されている現状で)基準は妥当」とした上で「前提条件が変われば、新たな調査が必要。ダム本体が完成する前の段階で、ダム湖の水圧が造成地の地盤に与える影響などを把握しなければならない」と強調した。

 移転代替地については、国交省八ッ場ダム工事事務所が、造成した土地の強度を測るための調査を長野原町の川原畑、川原湯、横壁の三地区の計四カ所で実施。報告を受けた県は九月下旬、いずれの調査地点についても「大規模地震による崩落の危険はない」との判定結果を示したが、後にデータの入力ミスにより川原湯地区の一カ所で、地震による崩落の危険度を実際より低く計算していたことが発覚。同事務所は、本年度中をめどに新たな盛り土を施すなどの補強工事を行うとしている。 (中根政人)