八ッ場ダム見直し派二団体、国会議員へ要請行動

 「八ツ場ダムを考える1都5県議会議員の会」と「八ツ場あしたの会」が国会議員への要請行動を行った記事を転載します。

◆2011年11月10日 朝日新聞群馬版 
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000581111100001

 -「八ツ場中止」を要請 見直し派2団体ー

(写真)辻本清美衆院議員(左)に、八ツ場ダム中止を求める集会への出席を頼む角倉邦良県議=東京・永田町

 八ツ場ダムの再検証が佳境を迎える中、見直し派の2団体が9日、東京・永田町で国会議員を回り、建設中止を訴えた。再検証している国土交通省関東地方整備局は「八ツ場が有利」との総合評価を出しており、国会議員に働きかけて状況を好転させる狙いだ。

 2団体は「八ツ場ダムを考える1都5県議会議員の会」と「八ツ場あしたの会」。約30人が参加し、議員会館にある400人余りの事務所を訪問し、署名や集会参加を呼びかけた。県議は、角倉邦良議員(リベラル群馬)と伊藤祐司議員(共産党)が参加した。

 「マニフェストの八ツ場ダム建設中止を、どうか守ってください」

 あしたの会事務局長の渡辺洋子さんは、資料を手渡しながら訴えた。だが、民主党ですら県外の議員は「群馬も賛否両論ですよね」「(協力)できるか、分からない」といったひとごとのような返事が多い。渡辺さんは「ひとごとで関心がない。マニフェストは、何だったのか」とあきれる。

 角倉県議は「我々も地元で、ひんしゅくを買っている」と哀願調。「何とか方針が変わらぬよう、引き続き中止を堅持していただきたい」と求めた。衆議院国土交通委員会に所属する熊田篤嗣議員(大阪1区)は「しっかり話はしていきたい」と応じていた。

 角倉県議は「民主党では積極的な推進派は皆無だが、八ツ場に対して関心が薄れている。中止という原点に立ち返り、党の中で反対の声を盛り上げていかないと、国土交通省の動きは止められない」と語った。

 2団体は、今後も活発に活動していく。16日には東京・永田町で緊急集会を開催。国会議員も交え、「ダム中止」の気勢を上げる。あしたの会は、23日にも東京都千代田区の学士会館で詩人のアーサー・ビナードさんを招いた集会を開く。午後1時半から2時間半の予定で、参加費500円。(牛尾梓、小林誠一)

◆2011年11月10日 東京新聞群馬版 
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20111110/CK2011111002000084.html

 -八ッ場ダム 中止と生活再建推進を 1都5県の県議ら国会議員に要望ー

 建設の是非を検証中の八ッ場(やんば)ダム(長野原町)について、「八ッ場ダムを考える一都五県議会議員の会」などは九日、民主、社民、共産の国会議員らの国会事務所を訪れ、八ッ場ダム中止と建設予定地の生活再建の推進を要望した。

 都県議と市民グループ「八ッ場あしたの会」のメンバーら二十人が手分けして、各国会事務所を訪問。大半の国会議員は不在だったため、秘書に八ッ場ダム中止の賛同署名を求める用紙や、これまでの経緯をまとめた冊子を渡し、「マニフェスト通り、ダム中止の堅持を」と求めた。

 精力的に回っていた角倉邦良県議は「ダム建設に積極的に賛成する人はいないが、関心が薄れていることに危機感を感じる」と振り返った。

 同グループは、十六日午後五時から参議院議員会館で八ッ場ダム中止を求める緊急集会を開く。(伊藤弘喜)

*記事に書かれている緊急院内集会のお知らせはこちらです。
 https://yamba-net.org/wp/modules/news/index.php?page=article&storyid=1414