東京高裁、証人尋問は8月7日に変更

2012年6月11日

 八ッ場ダム住民訴訟の控訴審は、6月6日に東京高裁で第一回口頭弁論が開かれ、次回は8月7日に証人尋問が行われることとなりました。
(先に8月10日とお知らせしましたが、変更になりました。)

 証人として採用が決定したのは、関良基さん(拓殖大学准教授・森林政策学)、嶋津暉之さん(元東京都環境科学研究所・衛生工学)です。

◆日程:8月7日(火)午後1時~5時
◆場所:東京高裁1階 101号大法廷
    千代田区霞が関1-1-4  裁判所合同庁舎
   丸ノ内線・日比谷線・千代田線霞ケ関駅 A1 出口から徒歩約 1 分

 〇治水に関する証人 関良基 拓殖大学准教授
 「200年に1度の洪水(カスリーン台風の再来計算)は、国交省・日本学術会議の計算値2万1100トン/秒より、実際には森林保水力の向上などで2割も小さい」ことを立証し、国交官僚&御用学者たちの計算のカラクリを明らかにします。

 〇利水に関する証人 嶋津暉之 八ッ場ダムをストップさせる市民連絡会代表
 東京都の水需要の実績が減少の一途を辿ってきているにもかかわらず、東京都は八ッ場ダムのために水需要急増の架空予測に固執しています。この予測の非科学性を追及し、八ッ場ダムの不要性がますます明白になってきたことを立証します。
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 八ッ場ダム裁判は、八ッ場ダムの事業費4600億円のうち、利根川流域の6都県がそれぞれ負担する利水負担金、治水負担金の支出差止等を求め、各都県の住民が提起した住民訴訟です。2009年5月の東京地裁判決(定塚誠裁判長)を皮切りに、他の5地裁でも原告敗訴の不当判決が相次ぎ、いずれも現在、東京高裁で係争中です。2009年9月に八ッ場ダム中止を掲げた民主党が政権をとりましたが、昨年末、野田政権は世論の反対を押し切り、八ッ場ダム中止撤回を決めました。この3年間、高裁では政治状況をにらみつつ、当事者のみの進行協議が重ねられてきました。

 政府の中止撤回を受けてなのか、今年6月6日に控訴審初の公開の法廷が開かれ、そこで証人尋問を行うことが決まりました(東京都を被告とする訴訟)。8月7日の法廷では、資料をスライド映写し、わかりやすく尋問を行います。原告側の精鋭二証人に対し、被告東京都からどのような反対尋問が行われるのかも見どころです。

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※傍聴券配布となる可能性もありますので、12時半頃までに裁判所にお入りください。
※裁判後は弁護士会館で説明会を開催する予定です。
 
 問い合せ先:八ッ場ダムをストップさせる東京の会 深澤洋子
      Tel/Fax 042-341-7524  080-5372-4084

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