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利根川の堤防の現場を歩く見学会ー7/22

 利根川決壊で被害34兆円ってホント?! “あぶない”堤防の現場を歩く見学会

 *見学会への参加申し込みが70名を超えました。大型バス、小型バスともに座席が満席になりましたので、募集を〆切ります。*

                                             利根川流域市民委員会

 国土交通省関東地方整備局は利根川水系河川整備計画の策定作業を再開しました。河川整備計画は私たち、利根川流域住民の命と生活を洪水の氾濫から本当に守ることができるものでなければなりません。流域住民の安全に直接関係するのが利根川の堤防の現状と今後です。

 利根川では、戦後未曾有の洪水を引き起こしたカスリーン台風が再来すれば34兆円の氾濫被害が生じるなど(*注)、行政側は堤防決壊の危険性を強調して上流ダム事業を推進する一方で、巨額の費用を投じて堤防のすそ野を大きく広げる堤防強化工事を行っています。しかし、利根川の堤防の実態は流域住民にはほとんど知らされていません。

 そこで、利根川流域市民委員会では堤防等の実態を把握するため、利根川中流部の現地見学会を下記のとおり、企画しました。是非、ご参加ください。

 お知らせチラシをこちらからダウンロードしていただけます。↓
 https://yamba-net.org/wp/doc/20120722_flyer.pdf

◆日時 2012年7月22日(日) 午前10時~午後4時半頃

◆集合場所  JR高崎線(上越線)本庄駅北口の駅前広場

◆第一解散場所(予定) 東武日光線 杉戸高野台駅
 第二解散場所(予定) JR高崎線 本庄駅

◆集合時刻  7月22日(日) 午前10時(時間厳守)

◆参加費   3000円(バス代、資料代、おにぎり弁当・お茶代)
      
◆見学対象区間 
 八斗島地点(利根川の治水基準点、群馬県伊勢崎市)の少し上流から江戸川分岐点の関宿水閘門(千葉県野田市)まで、主に貸し切りバスと徒歩で見て回ります。

◆見学予定地点(時間の都合により変更することがあります)
〇 カスリーン台風が再来すれば、決壊して34兆円の被害が生じるとされている堤防
〇 流下能力が低くて決壊の危険性があるとされている堤防
〇 洪水時に堤防の漏水が生じて問題視されている箇所
〇 カスリーン台風の決壊地点
〇 利根川右岸堤防のすそ野を広げる首都圏氾濫区域堤防強化対策事業の工事現場と完成箇所
〇 利根川のスーパー堤防
〇 烏川下流部の広大な洪水調節池予定地(関東地方整備局が河川整備計画に入れる予定)
〇 八斗島水位流量観測所
〇 江戸川の関宿水閘門(利根川から江戸川が分岐する箇所)

◆申し込み方法
 参加ご希望の方は、次の事項をご記入の上、お申し込みください。お名前、ご住所、電話番号、メールアドレス

◆申込期限 7月7日(土)
 (6月30日から変更になりました。バスの座席がいっぱいになり次第、〆切ります。)

【問い合わせ先】
 利根川流域市民委員会事務局(深澤洋子)
 〒187-0001 東京都小平市大沼町1-106-19 TEL/FAX 042-341-7524 080-5372-4084

【申し込み】(メールフォーム) 
 https://yamba-net.org/wp/modules/inquiry/index.php?op=0

*注 国土交通省による34兆円の被害の説明は、こちらに掲載されています。
 http://www.ktr.mlit.go.jp/tonejo/shoukai/2-4.htm
 関東地方整備局利根川上流河川事務所ホームページ