八ッ場あしたの会は八ッ場ダムが抱える問題を伝えるNGOです

“ダム問題は終わっていない” 『清流に殉じた漁協組合長』出版記念イベントー3/18、東京

 地方で起きている深刻な開発問題は、なかなか知られる機会がありません。
 山形県東北部で進行中のダム建設事業も同様です。
 アユ釣りのメッカとして名高い最上小国川に、現在、山形県が最上小国川ダムを建設中です。
 当初、清流への悪影響も懸念し、計画に反対していた漁業協同組合も最終的にはダムを容認することになりました。
 様々な揺さぶり・圧力・懐柔工作が行なわれた末に、反対運動の先頭に立っていた漁協の組合長が自ら命を絶ってしまったためです。
 『清流に殉じた漁協組合長』はこの地域で一体何が起きていたのかを徹底取材、闇に葬られた事件に迫った一冊です。

 『清流に殉じた漁協組合長』で取り上げた山形の最上小国川ダム事業は、
 地域の課題解決に役立たず、地域の価値を損ねる悪しき公共事業の典型です。

 ダム建設問題はこれまでも、住民の立退きや治水効果、清流への影響などをめぐり、
 大きな論争になってきました。

 なぜ、こうした公共事業が一向になくならないのでしょうか。
 このイベントではその根本原因に迫ります。

 そして、今もなお全国で進行中の理不尽不合理なダム事業について
 ゲストスピーカーの方々に地域で今、
 何が起きているのか語っていただきます。

 ダム問題は大手メディアで報道されなくなっただけで、
 今もなお日本中で地域を分断し、毀損し続けています。

 中でも長崎県が建設を強行している石木ダムは見過ごせません。
 反対地権者の土地を力づくで奪う土地収用の経緯と現状について
 ダム建設に異を唱え続ける当事者に語っていただきます。

●参加費:1000円
クラウドファンディングで5000円以上ご支援いただいた方は無料で参加することができます。チケットをご持参ください。

●日時:2018年3月18日(日)14:00〜16:30(開場13:30)

●登壇者:
 相川俊英(『清流に殉じた漁協組合長』著者/地方自治ジャーナリスト)
 遠藤保男(水源開発問題全国連絡会共同代表)
 こうばるほずみ(石木ダムの水没予定地住民)

●会場:大阪経済法科大学 東京麻布台セミナーハウス 2階大研修室
 >>所在地・アクセス
 〒106-0041 東京都港区麻布台1-11-5(TEL:03-5545-7789)

地下鉄 東京メトロ日比谷線「神谷町」駅下車  徒歩5-7分
1番出口は工事中のため、2番出口から地上に出て右、道なりにまっすぐ歩いて最初の信号で横断し、更に右へ数分(通りの向こうに東京タワーが大きく見えます)
3番出口から出た場合、目の前の横断歩道を渡り、道なりにまっすぐ5-7分。吉野家やセブンイレブンを過ぎ、坂道になる少し手前の左側

都営三田線 御成門駅下車 徒歩10分
都営大江戸線 赤羽橋駅下車 徒歩8分
都営浅草線・大江戸線 大門駅下車 徒歩8分
JR浜松町駅下車 徒歩20分

●お申し込み:https://ssl.form-mailer.jp/fms/ec53eb6b554112
上記のリンクからお申込みいただくか、下記の事務局までメール・電話などでお申込みください。
<お申し込み・お問い合わせ>
清流に殉じた漁協組合長』出版プロジェクト事務局
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-16-15 レックス西早稲田503
TEL:03-6265-9617 FAX:03-6265-9618
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