肱川・野村ダム放流「被災者の会」設立へ

 西日本豪雨の際。愛媛県の肱川の流域では、野村ダムと鹿野川ダムの緊急放流で大きな犠牲が出ました。地元紙が野村ダム放流を問題とする「被害者の会」が設立され、国に損害賠償を求めて訴訟を起こすことも視野に入れて活動することになったことを伝えています。

◆2018年8月23日 愛媛新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180823-23003801-ehime-l38
ー西予・野村ダム放流、住民検証へ団体設立準備 提訴も視野にー

 西日本豪雨で野村ダム(愛媛県西予市)が7月7日朝に緊急放流され、同市野村地域で肱川(宇和川)が氾濫して5人が死亡したのを受け、住民がダム放流を検証する団体設立の準備を進めていることが22日、分かった。27日に会合を開いて講演会などを行う予定で、今後、国土交通省などに損害賠償を求める訴訟を起こすことも視野に入れている。
 設立を呼び掛けている同市野村町野村、会社役員の男性(71)によると、同地域では9日に国や市によるダム放流についての説明会があったが、住民からはダム管理の責任を問う声が多数上がっている。産直市場などを運営する男性も約3200万円の損害を受け、再建には倍の金額がかかるという。
 27日は午後7時から野村公民館(同市野村町野村)でダム放流を調査研究する大洲市の弁護士が操作規則などについて講演し、住民数十人の参加を見込む。講演後には、今後の取り組みについて話し合う予定。
 男性はチラシを配って住民に参加を呼び掛けており「まずは検証をしっかりしなければならない。住民は個々に声を上げているので、一つにしたい」と話した。