さる9月28日、国土交通省は社会資本整備審議会河川分科会「大規模広域豪雨を踏まえた水災害対策検討小委員会」を開催し、その配布資料を同省のHPに掲載しました。
7月7日の西日本豪雨でダムの限界と危険性が明らかになったのですから、ダム偏重の河川行政から河道整備優先の河川行政へという方向性が出てくることを多少は期待したのですが、全くの期待外れに終わりました。メリハリのない総花的な委員会でした。従前通りの河川行政が続けられていきます。
◆国土交通省ホームページより「社会資本整備審議会河川分科会」
第1回 大規模広域豪雨を踏まえた水災害対策検討小委員会http://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/shaseishin/kasenbunkakai/shouiinkai/daikibokouikigouu/1/index.html
〇資料2 平成30年7月豪雨における被害等の概要
http://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/shaseishin/kasenbunkakai/shouiinkai/daikibokouikigouu/1/pdf/daikibokouikigouu_01_s2.pdf
右図=上記資料17ページより
「平成30年7月豪雨 国土交通省所管ダムの防災操作(洪水調節)状況」異常洪水時防災操作を実施した8ダム。
〇資料4「平成30年7月豪雨等を踏まえて対応すべき課題と対策の方向性」
http://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/shaseishin/kasenbunkakai/shouiinkai/daikibokouikigouu/1/pdf/daikibokouikigouu_01_s4.pdf