八ッ場あしたの会は八ッ場ダムが抱える問題を伝えるNGOです

「八ッ場ダム計画の歴史」更新

 「八ッ場ダム計画の歴史」のページを更新しました。
 2017年3月~2018年12月の項目を追加しました。
 https://yamba-net.org/wp/gaiyou/keikaku/

 八ッ場ダム計画の歴史は、1947年、カスリーン台風による利根川大水害を契機とした利根川の治水計画の見直しです。それから70年以上が経過し、八ッ場ダムをめぐって多くの問題が起きてきました。

写真下=湖面橋(八ッ場大橋)より完成間近のダム堤を望む。2019年1月27日撮影。
吾妻川の水の大半は、左岸側の山の中を吾妻川と並行して走る東京電力の導水管の中を流れ、下流の水力発電に利用されている。八ッ場ダムに水を貯めるためには、国交省が東京電力から水利権を買い戻さなければならないが、交渉は終わっていないという。多額の減電補償は八ッ場ダム事業の更なる増額要因であるが、国交省は交渉相手が民間会社であることを理由に、東電との補償交渉について一切公表していない。