長崎県と佐世保市が強行している石木ダムの事業用地では、今もダム建設に反対する13世帯の住民50人が生活を営んでいますが、9月20日午前0時にすべての未買収地約12万平方メートルが土地収用法に基づき、県と同市に強制収用されました。
地元の長崎新聞では、20日の翌日から石木ダムの土地収用をめぐる経緯を6回にわたる連載記事で掲載しました。住民、行政、一般市民など、それぞれの立場から見える石木ダム事業の実態を詳しく伝えています。
1 <傷跡> よぎる「強制」の記憶(9月21日)
2 <空手形> 「最初からだますつもり」(9月22日)
3 <事業認定> 「話し合い」狙うも進まず(9月23日)
4 <分断> 意志が弱かったのか…(9月24日)
5 <水需要予測> 過大か適正か議論平行線(9月25日)
6完 <県民の視線> 賛否の議論 盛り上がらず(9月26日)