「消えたふるさと、使われない水 -徳山ダム建設反対運動裁判資料を読む」ー法政大学、12/9~1/31

 法政大学の大原社会問題研究所より、展示会のお知らせをいただきました。
 環境分野の多くの資料は、個人の研究者や住民運動団体等で保存されてきましたが、研究者の引退や団体の解散にともない、そうした資料は散逸してしまいがちです。同研究所の環境アーカイブスでは、過去の遺産である資料を保存・整理・公開することで、研究や教育に貢献しています。
 環境アーカイブズという概念は、わが国ではまだ一般的ではありませんが、2010年に設立された立教大学共生社会研究センターでも、同様の活動を行っており、さる12月7日には共催で公開セミナー『恵みと災害―人間の暮らしと川の関係を再考する』が開催されました。

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 大原社会問題研究所 環境アーカイブズHPより
 環境アーカイブズ所蔵 徳山ダム建設反対運動関連資料展示開催中です

◆開催期間:2019年12月9日(月)-2020年1月31日(金)
     (平日9:00-16:00開館 入場無料 土日祝日および12月27日-1月7日は休館)

◆会場:法政大学多摩キャンパス 3号館5階 大原社会問題研究所内
http://www.hosei.ac.jp/access/tama.html
     京王線「めじろ台」駅・JR中央線「西八王子」駅から、京王バス「法政大学」下車
     JR横浜線「相原」駅から、神奈川中央交通バス「法政大学」下車

今回は、徳山ダム建設反対運動資料より岐阜県・徳山ダム建設反対運動の裁判資料を展示しています。

徳山ダムは、岐阜県から濃尾平野を流れる揖斐川の最上流部に位置し、日本一の総貯水量を誇る巨大ダムです。けれど、村1つを消して2008年に完成したダムは、現在も水道利用がありません。売れない水を抱えた徳山ダムは、なぜできたのか。岐阜県・大垣市の住民たちは、なぜ徳山ダム建設に反対したのか。裁判資料を通して、ダムの必要性を問い直してみてください。