八ッ場あしたの会は八ッ場ダムが抱える問題を伝えるNGOです

国直轄ダム・水資源機構ダムの2020年度予算案

 政府予算案の発表に伴い、直轄ダム・水資源機構ダムの2020年度予算案が国土交通省のHPに掲載されましたので、お知らせします。以下の文字列、または右下の画像をクリックすると、各ダム事業についての今年度の当初予算と来年度の予算額をまとめた表が拡大表示されます。
http://www.mlit.go.jp/river/basic_info/yosan/gaiyou/yosan/r02/draft_r02.pdf

2020年度直轄・水機構ダムの予算のサムネイル 直轄ダム・水資源機構ダムの予算合計は2019年度が1915億円、2020年度1683億円で、232億円減りました。
 2019年度予算では281億円だった八ッ場ダムは今年度が工期ですので、2020年度ではゼロ、同じく今年度完成予定の水資源機構の小石原川ダムが今年度351.42億円、来年度はゼロです。
 
 一方、北海道開発局の沙流川総合開発(平取ダム)78.9億円、東北地方整備局の成瀬ダム232.31億円、中部地方整備局の設楽ダム230.2億円、新丸山ダム125.1億円、近畿地方整備局の足羽川ダム101.12億円、九州地方整備局の立野ダム101.27億円、水資源機構の川上ダム124.88億円など、来年度に大幅増額されるダム事業が全国各地にあります。