八ッ場あしたの会は八ッ場ダムが抱える問題を伝えるNGOです

八ッ場ダム予定地の歴史・自然遺産に関する群馬県と「科学者の会」とのやりとり

 八ッ場ダム予定地は、歴史と自然の宝庫です。かけがえのない歴史遺産、自然景観について、科学者らが後世に残したいと訴え、群馬県がこれに口頭で回答しました。
 その回答内容とこれについてのコメントが科学者らによって公表されました。
 詳しい内容は、こちらに掲載されています。
 https://yamba-net.org/wp/?p=5343

 関連記事を転載します。

 ■2013年8月6日 上毛新聞
 -八ッ場ダム予定地 遺跡は「保存せず」 県、科学者の会に回答ー

 八ッ場ダム予定地にある東宮遺跡の保存を求める要望書を県に提出するなど、保存活動に取り組む「ダム検証のあり方を問う科学者の会」は5日、県教委から遺跡の保存は行わない趣旨の返答を受けたと発表した。
 同会は「地域にとって欠くことができない遺跡」として、引き続き保存と地域振興への活用を訴えていく方針。
 県教委は「東宮遺跡の記録はきっちりと保存する」とする一方、浅間山の天明の大噴火による泥流で埋まった遺跡はダム予定地以外にも広く分布していることを挙げ、「むしろ上流の遺跡の方が重要との見方もある」と説明したという。
 同会は八ッ場ダム建設に反対する研究者のグループ。要望書には同会メンバーのほか、大学教授や文化関係の著名人475人が賛同人として名前を連ねている。遺跡保存の要望書を2月に国土交通省と文化庁へ、3月に県へ提出した。