八ッ場あしたの会は八ッ場ダムが抱える問題を伝えるNGOです

八ッ場ダム観光船、元旦に運航開始

 八ッ場ダムを抱える地元の地域振興につなげるための「ダム湖観光」、水陸両用バスに次いで今秋に投入されることになっていた観光船の運航がようやく来年1月から始まると報道されています。
 観光シーズンの春から夏にかけては水陸両用バスが昨夏から運航されていますが、水陸両用バスは窓がないため冬場は休業します。そこで、オフシーズンに投入されることになったのが観光船です。八ッ場ダム3事業の一つ、利根川・荒川水源地域対策基金事業から拠出され、営業は水陸両用バスの運行会社に委託されます。
 標高600メートル台の八ッ場ダム周辺は、冬場も草津などへのスキー客、温泉客が行きかいますが、観光船の集客はどうなるでしょうか。営業開始の1月1日~3日は、割引料金で対応するとのことです。

 ★長野原町オフィシャルガイド お知らせ
 「八ッ場あがつま湖を遊覧する観光船 令和4年1月1日(土)より運航開始 1月1日から3日まで特別料金で運航します」
 https://naganohara.com/news/sightseeing-boat-0101/

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「八ッ場ダム湖の観光船お披露目 今秋から運行予定」
「八ッ場 観光船の委託先変更」

◆2021年12月29日 上毛新聞
https://www.jomo-news.co.jp/articles/-/49812
ー目の前にダム迫る 不動大橋を真下から 八ツ場あがつま湖の観光船 来月1日就航ー

 群馬県長野原町の八ツ場ダム湖「八ツ場あがつま湖」の冬観光の目玉となる観光船が来月1日、就航する。同町横壁の観光施設「八ツ場湖(みず)の駅丸岩」を発着地点に約40分の遊覧を楽しめる。開業を前にした28日、メディア向け試乗会が行われた。

 同町が委託し、日本水陸両用車協会(東京都港区、須知裕曠(やすひろ)理事長)が運航する。観光船は2隻あり、いずれも旅客定員は32人。1隻を一般向けの乗り合い便として1日5便を運航。もう1隻は宴会やカラオケも可能な貸し切り船として活用する。

 試乗すると、ダム本体近くの湖面でごみなど漂流物を止めるオレンジ色の浮き「網場(あば)」付近まで行き、目の前にダムが迫る。船の天窓で不動大橋を真下から見られたり、湖上から周辺の自然や地域振興施設などを眺めたりできる。須知理事長は「冬でも暖かく、静かな船でゆったりと眺めを楽しんでもらえる」と話している。

 冬季はダム湖に水をためるため水位が高く、観光船の運航ができる。想定する水位では4月下旬ごろまでの予定。観光船シーズンの終了後は、水陸両用バスの営業に切り替える。

 乗り合い便は中学生以上2300円、小学生千円、幼児無料。貸し切り船は6万4千円から。1~3日は開業記念として中学生以上1500円、小学生500円とする。

 問い合わせや予約は同協会(☎080-2489-6600)へ。

◆2021年12月29日 読売新聞群馬版
https://www.yomiuri.co.jp/local/gunma/news/20211228-OYTNT50058/
ー観光船、元日運航開始 八ッ場あがつま湖ー

長野原町の「八ッ場あがつま湖」で来年1月1日に観光船が営業運航を始めるのを前に、28日、船が報道関係者に公開された。

 1隻32人乗り。一般客用と貸し切り用の2隻があり、横壁地区の観光施設「 湖みず の駅丸岩」から八ッ場ダム手前までの約5キロを40分ほどかけて往復する。来年4月まで1日5便運航し、料金は大人2300円、小学生1000円(1月1~3日はそれぞれ1500円、500円の特別料金)。予約はNPO法人「日本水陸両用車協会」(080・2489・6600)。