八ッ場あしたの会は八ッ場ダムが抱える問題を伝えるNGOです

八ッ場ダム水没地域の発掘調査に関する特集

 八ッ場ダムの水没地域は、全域に縄文時代から江戸時代・天明期まで各時代の遺跡が重層していました。このため、ダム事業の予算により、1994年からダムに水が貯められる直前の2019年9月まで、26年間にわたって大規模な発掘調査が実施されました。
66のサムネイル 発掘調査を担った群馬県埋蔵文化財調査事業団は、八ッ場ダムの発掘調査に関する特集記事を「埋文群馬」66号として2021年3月31日に刊行しており、同事業団のホームページに公開しています。この特集国は、57におよぶ遺跡の名称、位置、出土した遺構・遺物、発掘調査の光景などの貴重な写真がふんだんにおさめられており、水没地域の歴史遺産の豊かさを垣間見ることができます。

 以下の文字列あるいは右上の画像をクリックすると全32ページが表示されます。
 ★群馬県埋蔵文化財調査事業団ホームページより
  埋文群馬66号No.66 http://www.gunmaibun.org/document/maibungunma/data/66.pdf

下の表=2ページより

下の地図=3ページより

下の画像=15ページ
 川原湯地区の川原湯勝沼遺跡。縄文系と弥生系の土器棺が出土。

下の画像=28ページより
 川原畑地区の西宮遺跡。天明泥流下から被災した屋敷、生活用具、織機の一部も出土。